- 令和5年度
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- 平成11年度
- 平成10年度
- 平成9年度
- 平成8年度
令和5年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 石川 真奎
Ishikawa Masaki |
スコットランドのグラスゴーにおける、資本主義的な都市・公共空間の支配構造、特に建設現場に表象される所作のリサーチと、それらの空間から受ける私の身体感覚を基にした、作品制作・発表<専門分野:現代美術> | イギリス |
2 | 宇野 智美
Uno Tomomi |
ドイツ語圏スイスの活版印刷の習得と伝承、およびスイス・タイポグラフィにおける哲学と日本の美意識の研究。<専門分野:活版印刷・タイポグラフィ> | スイス |
3 | 太田 光海
Ota Akimi |
隠れた映画大国、ブラジルで培われた実験的映像手法を基に、同地の混交的土着文化、憑依儀礼、アマゾン熱帯雨林を始めとした自然環境との揺れ動く関係について研究し、映像および写真・テキストによる作品を制作する。<専門分野:映像、写真> | ブラジル |
4 | 草薙 璃彩
Kusanagi Lisa |
映像を用いた身体表現の拡張、および「自然と身体」に結びついた作品の構築と制作。<専門分野:現代美術> | フランス |
5 | 黒田 恵枝
Kuroda Yoshie |
「存在とは」「生と死とは」というテーマのもと、ぬいぐるみ、人形、彫刻などの立体作品の概念を横断する新たな表現形態の創造を経た作品の制作、発表。主な素材である廃棄衣類と人々との関係性の調査。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
6 | 佐藤 朋子
Sato Tomoko |
台湾/韓国における言葉をつかったパフォーマンスシーンやパフォーマンス史のリサーチと、現地の芸術実践者との交流をする。また作品制作に向けて、日本統治時代の台湾/韓国の都市づくりについてのリサーチを行う。<専門分野:パフォーマンス> | 台湾・韓国 |
7 | 敷地 理
Shikichi Osamu |
ASMR的音楽のアルバムアートワークの様な奇妙な感覚を見せる動き、体を匿名化する動きを混合したダンスを研究し、その振付を元に、自身の体をフリー素材の様に他者に提供し、身体の接触を通じてお互い体の一部をハッキングし合い、そこに同時に生まれる意識の外に棄てられた体をリサイクルすることを実験します。<専門分野:現代美術、パフォーマンスアート、コンテンポラリーダンス、彫刻> | ベルギー |
8 | 中平 美紗子
Nakahira Misako |
オーストラリアにおけるタペストリーと現代美術の関係性を調査。 縞模様を題材にした表現研究と制作を行う<専門分野:織> |
オーストラリア |
9 | 仲間 一晃
Nakama Icco |
カナダ・バンクーバーの現代美術と先住民文化を並行して研究、彫刻やランドアート等空間表現を用いた制作の中で、現代的かつ普遍的な芸術の在り方を『環境と人』『個と共存』をテーマに探究する。<専門分野:彫刻、現代美術> | カナダ |
10 | 林 樹里
Hayashi Julie |
「たらしこみ」・「にじみ」の現代的表現の研究 〜抽象表現と素材の関係性〜<専門分野:絵画> | イギリス |
11 | 松延 総司
Matsunobe Soshi |
「線」や「影」などを主題としたコンセプチュアルアートの制作と、その作品による空間構成(インスタレーション)の研究。Gilles Drouault galerieでの個展と、パリ市街地での屋外プロジェクトを開催する。<専門分野:現代美術> | フランス |
12 | 安田 葉
Yasuda Yo |
様々な文化・宗教が混在し変化が目紛しいインドネシアの環境にて、古代から続くカイト文化のリサーチと、ドキュメンタリーとインスタレーションの手法を用いて「創造性はどこから来るのか」と「風でつながるコミュニティー」の新作を制作する。<専門分野:現代美術> | インドネシア |
13 | ヤマダカズキ
Yamadakazuki |
ラヴェンナの初期キリスト教建築物群を主にしたモザイク壁画の研究調査及びラヴェンナ美術アカデミアで古典モザイク画の図像的な構成や素材の成り立ちを学び、同時代の作家と共に学ぶことで現代におけるモザイク表現の可能性について調査する。また、それらを考察した上で自身のモザイク画の表現の探求を目的とする。<専門分野:壁画> | イタリア |

令和4年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 青原 恒沙子
Aohara Hisako |
クィアネスの実践(人種・ジェンダー・セクシャリティなどのカテゴリーを超えた関係の構築、そして最終的には人間というカテゴリーも超えた多種の絡まり合い)、それに基づく制作<専門分野:絵画> | ドイツ |
2 | 石黒 健一
Ishiguro Kenichi |
アメリカ国内における歴史的主題や鉱物などの土地に根差した事象をリサーチし、それらの結節点として彫刻や映像を制作、発表を行う。また並行して、アーティストデュオとしての素材のリサーチを中心とした活動を行う。<専門分野:現代美術、彫刻、映像> | アメリカ |
3 | 石原 海
Ishihara Umi |
英国における、現代美術とエクスペリメンタル映画の境界を中心に研究し、ドキュメンタリーとフィクションの交差する作品制作を行う。<専門分野:現代美術、映像> | イギリス |
4 | 菊田 真奈
Kikuta Mana |
写真誕生の地シャロン=シュル=ソーヌ(フランス)のニセフォール・ニエプス美術館に多数収蔵されるプライベートフォトの研究。<専門分野:写真> | フランス |
5 | 下村 奈那
Shimomura Nana |
「人間の根源的な行為と時間の認識」をテーマに、主に文化人類学・天文学の研究を行い、現代美術の文脈で成立し得る新しい概念としての「書」表現の探究を行う。<専門分野:現代美術、書> | スペイン |
6 | 杉本 龍哉
Sugimoto Tatsuya |
「場所と交通」をキーワードに、多種多様な接続方法について探る。<専門分野:現代美術、映像、彫刻> | ドイツ |
7 | スクリプカリウ落合 安奈
Scripcariu-Ochiai Ana |
「土地と人の結びつき」というテーマの実践的調査を、1989年まで独裁政権下で外国人との交流が禁じられていた自身のもう一つの母国のルーマニアにて四季を通じて行う中で、人々の中に眠る帰属意識や共同体のあり方について研究する。<専門分野:現代美術、絵画、彫刻> | ルーマニア |
8 | 鶴見 朋世
Tsurumi Tomoyo |
人の五感に訴える、体感するテキスタイルをテーマに、素材、環境、人という複数からなる要素が掛け合わさることで生まれる瞬間的な現象を紡ぎだす、インタラクティブな布表現の研究。<専門分野:テキスタイル、工芸> | イギリス |
9 | 中島 真太
Nakajima Shinta |
英国シェフィールドにおける金属器の製造技術の文化研究と共に、空間装飾としての金属工芸の発展性を探求、実践を行う。<専門分野:金属工芸> | イギリス |
10 | 長嶋 由季
Nagashima Yuki |
新しい版画表現の可能性を探る<専門分野:版画> | アメリカ |
11 | 久松 知子
Hisamatsu Tomoko |
ニューヨークにおけるアートの地政学的経済の調査と実践。<専門分野:現代美術、日本画> | アメリカ |
12 | 松本 望睦
Matsumoto Nozomu |
サウンドを用いたアートの表現方法・技術の拡張<専門分野:サウンドアート、絵画> | イギリス |
13 | 三富 翔太
Mitomi Shota |
領域の横断的な視点を用い、西洋の現代美術・舞台芸術の文脈の中でのアジアの中の日本の存在を探り、既存の芸術表現を拡張した制作を行う。<専門分野:現代美術、パフォーマンス、日本画> | イギリス |

令和3年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 秋山 美月
Akiyama Mitsuki |
「アルテ・ポーベラともの派に続くもの」<専門分野:彫刻> | イタリア |
2 | 上竹 真菜美
Uetake Manami |
ベルリンにて記念碑のリサーチを行い、記憶を伝える表現形態としての記念碑についての考察を深め、それをもとに「記憶を語る方法」をテーマとした作品制作および発表を行う<専門分野:現代美術> | ドイツ |
3 | 蔭山 忠臣
Kageyama Tadaomi |
人口知能・ロボットの擬人化を伴う受容のあり方とそれを取り巻く文化的・社会的な状況について<専門分野:現代美術> | ドイツ |
4 | 菊池 奈緒
Kikuchi Nao |
歴史を物語る装飾の叙述的性格に着目し、ドイツの工芸や建築に見られる地域性、時代背景の調査をもとに「場所と記憶」をテーマとした作品の制作、発表。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
5 | 古賀 一樹
Koga Kazuki |
ドイツを中心に平面における具象的な表現を研究する<専門分野:絵画> | ドイツ |
6 | 小西 梨絵
Konishi Rie |
多様化が進む現在に共有されうる、人類に共通の普遍的な要素からなる風景とは何か、という問いについて、どのような表現様式で表象可能なのかを考察し、理論的研究と芸術的実践を行う<専門分野:絵画> | フランス |
7 | 西海 望
Saikai Nozomi |
中国国内で現存する絣織の調査・研究、及び絣織の現代美術作品の制作。<専門分野:現代美術、工芸> | 中国 |
8 | 武田 竜真
Takeda Tatsuma |
自身の祖先でもある隠れキリシタンの文化を軸に「文化の移動と変化」の軌跡を鎖国下の日本を知るオランダにて研究し、これからの新たな国際化社会に結びつけた作品制作を行う。<専門分野:現代美術> | オランダ |
9 | 田中 麻里奈
Tanaka Marina |
「サウンドにより拡張される時空間・歴史の再解釈とサウンドによる空間構築」歴史学、建築学、美術史学、情報学の専門家と協力し、音響に優れた文化遺産建造物でのフィールドレコーディングを通してサウンドアートを制作する<専門分野:サウンドアート> | イタリア |
10 | 白 承昊
Haku Sungho |
海洋プラスチックを環境問題以前の物質としてフィールドリサーチ、及び記録する。さらにこの構造における要素の転換の可能性をもとに作品制作、展示を行う。<専門分野:音、現代芸術> | ドイツ |
11 | 日原 聖子
Hihara Seiko |
1950~80年代のチェコのパフォーマンスアート研究を中心に、内部でのコミュニケーションが外部へと移行する過程と表象の関係性について探る<専門分野:現代美術> | チェコ |
12 | 星野 薫
Hoshino Kaoru |
ハンブルグ大学におけるドイツ彫刻の歴史と自身のレリーフ制作とを関連づけながら現代美術の文脈の中で東洋的感性を基盤とした表現の可能性を探る。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
13 | 堀内 悠希
Horiuchi Yuuki |
英国の近代・現代美術における「自然・大気に関する抽象と具象の中間領域的表現」をテーマに、作品や表現方法の変遷と独自性・普遍性の研究を行う。<専門分野:現代美術> | イギリス |
14 | 薮内 華都與
Yabuuchi Kazuyo |
「変身/メタモルフォーゼ」をテーマに、形・素材に身体性を感じる限界を探る。また、ドイツにおける戦後美術の「形」の表現を調査する。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
15 | ルシアナ ハナキ
Luciana Janaqui |
文化の移動によって変容するアイデンティティの研究<専門分野:写真> | ペルー、スペイン |

令和2年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 新井 麻弓
Arai Mayumi |
「ポリフォニック・ナレーションの可能性:芸術の想像力を用いて、歴史をどのように伝える/伝えなおすことができるか?」という問いに対して、歴史学者との学際研究を通して模索し、作品を構築していく。<専門分野:現代美術> | スイス |
2 | 安西 剛
Anzai Tsuyoshi |
美術・哲学そして考古学の手法を取り入れた、プラスチックのための存在論の探求とその実践。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
3 | 井上 潤美
Inoue Masumi |
フランスにて現代美術におけるダンスの可能性をクロスメディア的手法によって探る。<専門分野:現代美術> | フランス |
4 | 内田 里奈
Uchida Lina |
「祈り」をテーマに工芸と現代美術の間に起こる美術表現の幅を考察する。<専門分野:現代美術> | 中国 |
5 | 梅沢 英樹
Umezawa Hideki |
フランスにおけるサウンドアート・音響彫刻のリサーチ、および作品制作。<専門分野:現代美術> | フランス |
6 | 江原 梨沙子
Ehara Risako |
フレスコ画の修復技術を用いた新しい絵画の可能性を技法習得と応用、そして欧州の壁画と絵画のリサーチや模写を通し、現代絵画の研究と制作をする。<専門分野:絵画、壁画> | フランス |
7 | 大木戸 美緒
Okido Mio |
第二次世界大戦・冷戦を経験したドイツの芸術の領域において盛んな「記憶の文化」のリサーチと理論的研究。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
8 | 岡﨑 伊緒
Okazaki Io |
現代のニューヨークにおける絵画シーンを研究することにより、混迷を極める現代の世界における絵画の社会的役割と関係性、新たなコミュニティーと社会の創出のための絵画の有効性の研究。<専門分野:絵画> | アメリカ |
9 | 君島 英樹
Kimijima Hideki |
壁画における東洋と西洋の比較研究<専門分野:壁画> | 中国 |
10 | 坂本 夏海
Sakamoto Natsumi |
現代における記憶の継承を主題に、スコットランドの女性労働歌の歴史と英国のフェミニスト・アートについて研究する。<専門分野:現代美術> | イギリス |
11 | 佐貫 絢郁
Sanuki Ayaka |
タイにおける古典から現代に至るまでの平面表現のリサーチを行う。<専門分野:絵画> | タイ |
12 | 関根 恵実香
Sekine Emika |
「肯定的遡行としての幽霊」をテーマに理論的研究と芸術的実践を同時に行うことを目的とする。<専門分野:彫刻> | ドイツ |
13 | 多田 佳那子
Tada Kanako |
ウィーンの装飾美術と現代美術の関係性を、表象とマテリアリティを通した視点からリサーチし、作品を制作、発表する。<専門分野:現代美術、絵画> | オーストリア |
14 | 濱脇 奏
Hamawaki Kanade |
ギーセン大学独自の「芸術と社会を省察・融合させる」アプローチの習得。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
15 | 平川 ヒロ
Hirakawa Hiro |
日本の「獅子舞」や「獅子と狛犬」の源流とされる古代エジプトの「肩に文様のあるライオン像」の伝播の過程を、トルコでヒッタイト王国美術を中心に調査、整理し、モチーフとして絵画を制作する。<専門分野:現代美術、絵画> | トルコ |
16 | 水永 阿里紗
Mizunaga Alisa |
アートとしての新しいステンドグラス表現の可能性を広げるために、ドイツの現代的なステンドグラス技術を習得し、社会におけるステンドグラスのあり方を研究する。<専門分野:ステンドグラス> | ドイツ |
17 | 吉澤 舞子
Yoshizawa Maiko |
ネイティブアメリカン、特にセミノール族のアニミズムについてのサンプリングと、アイデンティティーの維持について、日本画と比較しながら考察。<専門分野:日本画> | アメリカ |

平成31年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 池田 武史
Ikeda Takeshi |
気配の音楽の実践と研究。一撃の音楽の歴史研究と実践。過去の実験音楽を受容者の視点で読みなおす。<専門分野:現代美術、映像> | オランダ |
2 | 伊佐治 雄悟
Isaji Yugo |
北欧での工芸の区分の一つ「Art handicraft」の調査。現地の美術工芸作家との交流、人脈形成。調査を基にした作品制作、展覧会。<専門分野:彫刻> | スウェーデン |
3 | 石川 洋樹
Ishikawa Hiroki |
現代社会における彫刻的解体と再構成の研究、制作を行う。<専門分野:現代美術、彫刻> | イギリス |
4 | 入江 早耶
Irie Saya |
人類の発展とともに創造された神話や民間説話などの信仰について、その概念と在り方が科学技術の色濃い現代においてどのような形態をとり得るのか追求する。<専門分野:彫刻> | アメリカ |
5 | 折笠 良
Orikasa Ryo |
作家の庭を舞台とした、複数の素材・多言語を使用した映像・インスタレーション作品制作のための調査、技法と物語の開発を行う。<専門分野:現代美術、アニメーション> | フランス |
6 | 角田 美和
Kakuta Miwa |
コンテンポラリージュエリーにおける日本の「間」と身体の関係性と可能性<専門分野:工芸> | イギリス |
7 | 鎌田 友介
Kamata Yusuke |
日本国外に存在する日本建築の調査を通して、近代社会の諸問題を考察するプラットフォームを構築する。<専門分野:美術、建築> | 韓国、アメリカ、ブラジル |
8 | 國川 裕美
Kunikawa Hiromi |
カッラーラにおいて実践的な石材加工方法を研究し、制作を行う。エトルリア文明の調査。<専門分野:彫刻> | イタリア |
9 | 小鷹 拓郎
Kotaka Takuro |
インドネシアにおける伝統的な魔術や超常現象に関する歴史と文化のリサーチ。現地の芸術家たちと共同制作を行う。<専門分野:現代美術、映像> | インドネシア |
10 | 砂田 百合香
Sunada Yurika |
ベルリンを中心にヨーロッパのキネティックアートについての研究および、ドイツ美術が持っている芸術哲学について学ぶ。<専門分野:彫刻> | ドイツ |
11 | 瀬川 祐美子
Segawa Yumiko |
ドイツでのリサーチを元に、個人と社会においての絵画の在り方について追求し、制作活動を行う。<専門分野:絵画> | ドイツ |
12 | 谷保 玲奈
Taniho Reina |
色彩の必然性について<専門分野:日本画> | メキシコ |
13 | 谷本 めい
Tanimoto Mei |
トルコに内包する壁画表現と彫刻、空間芸術の本質を探り、改な学びの可能性を開拓する。<専門分野:壁画> | トルコ |
14 | 永井 里枝
Nagai Rie |
各国作家と共同生活することで、「作品という個人」への「各文化の規範的価値観」の影響を調査する。<専門分野:日本画> | ドイツ |
15 | 西永 みなみ
Nishinaga Minami |
チェコとポーランドでのハティーチカとカプリーチカの風習の研究をもとにギャラリーや美術館の内と外、野外展示の可能性および余暇におけるアートの役割について模索する。<専門分野:現代美術> | チェコ |
16 | 守屋 絵麻
Moriya Ema |
児童書籍出版のノウハウを学び、チェコと日本の絵本の在り方の違いを研究するとともに、印刷・製本技術を身につけ、自身の手製絵本2冊を作成する。<専門分野:イラストレーション> | チェコ |
17 | フレディーモグモグオイシイ
FREDDY × Mogumoguoisii |
壁の研究を通し、社会の動きやアイデンティティを学び、グラフィティや古典壁画とは異なる新しい壁画の制作を目指す。<専門分野:絵画、壁画> | イスラエル |
18 | 脇田 常司
Wakita Joji |
写真表現を開拓するため、現代美術作家のもとで研修をおこなう。<専門分野:写真> | ドイツ |

平成30年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 上田 暁子 Ueda Akiko |
絵画において思考、感覚などの流動的なリアリティをより豊かに表現する<専門分野:絵画> | ベルギー |
2 | 大和田 俊 Owada Shun |
人間と都市・自然環境と情報技術の関係やインドの地理的条件に主眼をおいたリサーチ・制作活動を行う<専門分野:サウンドアート> | インド |
3 | 柿木 真人 Kakinoki Masato |
アート、音楽、音および、それらの間に存在しうる創作活動の探求を、パフォーマンスにおける肉体性、異なるものの間に生じる接点と対話といった視点を軸に推し進める<専門分野:サウンドアート> | イギリス |
4 | 國本 文平 Kunimoto Bunpei |
ダンスの力とは何か<専門分野:現代舞踊> | フランス |
5 | 倉 和範 Kura Kazunori |
「もの」や「こと」がそこに存在しているというエネルギーの抽象表現(平面)、およびそのエネルギーを感化させる装置としてのインスタレーション制作<専門分野:グラフィック> | ドイツ |
6 | 佐藤 幸恵 Satoh Yukie |
自身の表現手段である「ガラスを溶かした際の金属・鉱物の反応」を新たに科学的な観点から研究し、それらを応用したガラス造形の可能性を探る<専門分野:ガラスアート> | ポルトガル |
7 | 鈴木 紗也香 Suzuki Sayaka |
フランス近代絵画の研究において自身の作品の更なる追求<専門分野:絵画> | フランス |
8 | 鈴木 のぞみ Suzuki Nozomi |
写真黎明記における西欧の写真史と、写真前史からの西欧のヴァナキュラーな文化や肖像画、建築史の関連について調査し考察する<専門分野:写真> | イギリス |
9 | 園田 昂史 Sonoda Takashi |
「形成意欲」という概念から、場と作品形態の関係性を明確にすることをテーマとする<専門分野:彫刻> | ドイツ |
10 | 寺嶋 綾香 Terajima Ayaka |
芸術としての工芸の在り方を追求調査し、自身の作品を考察・発展させる<専門分野:工芸、現代美術> | ドイツ |
11 | 中村 愛子 Nakamura Aiko |
ヨーロッパの伝統的なガラスへの絵付け技法を研究する<専門分野:ステンドグラス、絵画> | フランス |
12 | 西田 秀己 Nishida Hidemi |
環境芸術の新たな可能性について実践的な考察を行う<専門分野:環境芸術、建築> | ロシア |
13 | 林 恵理 Hayashi Eri |
新しいユートピアについて<専門分野:ガラス、絵画> | ドイツ |
14 | 半澤 友美 Hanzawa Tomomi |
製紙技術、造形技術の習得と研究、及び紙造形の調査<専門分野:彫刻、ファイバーアート> | アメリカ |
15 | 持田 敦子 Mochida Atsuko |
パブリックとプライベートの関係性をテーマに、リサーチと実践的な作品制作、また自身の重要なテーマである壁についての実践<専門分野:現代アート> | ドイツ、シンガポール |
16 | 山本 愛子 Yamamoto Aiko |
絹織物の都と呼ばれる中国杭州で、自身の制作に欠かせない絹の素材研究と文化の源流を調査し、作品に昇華させる<専門分野:現代美術> | 中国 |
17 | 山本 しほり Yamamoto Shihori |
作品の制作発表や美術専門家との交流を通して、精神障害をテーマとする作家としてどのようにポジションを確立していけるのかを研究する<専門分野:絵画> | アメリカ |

平成29年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 青木 美歌 Aoki Mika |
アイスランドにおける文化と美術作品の関連性を調査。自然をテーマとした陶芸作家の元で研修を行う。<専門分野:現代美術、ガラス> | アイスランド |
2 | 井原 宏蕗 Ihara Koro |
イタリアの芸術運動であるアルテポーヴェラの研究とポンペイを代表する古代遺跡の調査<専門分野:彫刻> | イタリア |
3 | 菅野 創 Kanno So |
ロボティクスを軸に、群知能や人工知能等、認知科学を応用したメディアアート作品の制作<専門分野:メディアアート> | ドイツ |
4 | ケティング ナイル Koetting Nile |
新素材、新技術などの新たなマテリアルの研究・調査<専門分野:現代美術> | ドイツ |
5 | 佐藤 翠 Sato Midori |
フランスの古典・近代絵画・フランスファッション・装飾品研究と、モチーフとなる素材収集による自身の絵画・インスタレーションの新たな展開を追求する。<専門分野:絵画> | フランス |
6 | 杉山 夏実 Sugiyama Natsumi |
Notation of Topophilia 人間と場所の関係とその記述法<専門分野:パブリックアート> | ドイツ |
7 | スピリアールト リサ Spilliaert Lisa |
auto-genealogy <専門分野:映像、写真> | ベルギー |
8 | 寺嶋 孝佳
Terajima Takayoshi
|
人間の装飾欲求の変遷とそれにともない進歩した技術力を研究し、独自の素材表現を探求しながら現代装身具として形にする<専門分野:工芸> | ドイツ |
9 | 中野 岳 Nakano Gaku |
「スポーツ開発の美術作品化」をテーマに研究を継続する。新たなテーマ「器具としての彫刻」の制作を平行して進める。<専門分野:彫刻> | ドイツ |
10 | ハラ サオリ Hara Saori |
ドイツでのリサーチをもとに、現代美術分野における踊り手の新たな立ち位置を探る<専門分野:パフォーマンス> | ドイツ |
11 | 稗田 直人 Hieda Naoto |
メディア・アルケミーにより人体、脳、ダンスを媒介するコンセプチュアルなデジタル・アートの研究<専門分野:メディアアート> | カナダ |
12 | 北條 知子 Hojo Tomoko |
アーカイブ資料を作品の主要要素として用いるサウンド・アート作品のリサーチ<専門分野:サウンドアート> | イギリス |
13 | 升谷 絵里香
Masuya Elica |
ロンドンにおけるコンテンポラリーアートの本当の読み解き方を習得する<専門分野:マルチメディア> | イギリス |
14 | 松田 壯統 Matsuda Masanori |
アイルランドと日本に共通する神話、自然思想、アミニズムなどの信仰から「死と再生の概念」を読み取り、現代の視点から複合的にリサーチし作品を構築していく。<専門分野:現代美術> | アイルランド |
15 | 吉濱 翔 Yoshihama Sho |
新たなインプロヴィゼーションの技法の獲得<専門分野:現代美術> | イギリス |

平成28年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 池ヶ谷 陸 Ikegaya Riku |
都市の中における空間実験とメディア媒体との関係性についての研究<専門分野:美術、建築> | ドイツ |
2 | 今村 遼佑
Imamura Ryosuke |
ポーランドの地を中心に中欧の美術をリサーチし、その土地と芸術との関係の在り方を考察し、自作のオリジナリティについて作品主題と制作手法の双方から客観的に分析し、新たな展開やさらなる作品の深化を計る機会とする。<専門分野:現代美術、彫刻> | ポーランド |
3 | 太田 泰友 Ota Yasutomo |
造本からのアプローチに重きを置いたブックアートの新たな制作手法の確立と深化、及びそれによる作品の制作と発表。<専門分野:ブックアート> | ドイツ |
4 | 岡田 杏里
Okada Anri |
メキシコという国の「現実と幻想、現代性と土着性」をテーマに多文化共存の在り方について考察する。壁画の技法や修復方法を学び、新たな壁画の表現に繋げていく。<専門分野:絵画、壁画> | メキシコ |
5 | 菅 亮平 Kan Ryohei |
欧州の現代アートの動向を実地調査して創作活動に反映するとともに、博士学位論文において研究対象とした同地の戦後美術史についての研究を深める。<専門分野:現代アート、油絵> | ドイツ |
6 | 来田 広大 Kita Kodai |
土着と近現代が錯綜するメキシコの日常風景を、俯瞰的地図として捉え、ポストコロニアル、混血文化、地理的状況など、ある種の「境界」とされる場所から「その土地に根ざす記憶」を読み取り、作品へと昇華させる。<専門分野:現代美術、絵画> | メキシコ |
7 | 木村 肇 Kimura Hajime |
ヨーロッパの民族、伝統芸能および限界集落の撮影、調査。またモノクロプリントの古典技法の習得および伝承の可能性。<専門分野:写真> | ドイツ |
8 | 久保 ガエタン Kubo Gaetan |
フランスと日本の関係性を考える上で重要となる断片をリサーチすることによって二つの国の間に隠れた断片的な記号の繋がりを見出し、自らのルーツを再考した作品によって提示する。<専門分野:現代アート> | フランス |
9 | 地主 麻衣子 Jinushi Maiko |
ニューヨークの即興詩と実験映画についてリサーチし、滞在制作をする。アーティスト・イン・レジデンスに参加し、ニューヨーク滞在の基盤を作る。<専門分野:現代美術> | アメリカ |
10 | 谷中 佑輔 Taninaka Yusuke |
ベルリンにおいて、コンテンポラリーダンスのトレーニングを行いながら、彫刻分野と結びつける身体表現の可能性を探求する。<専門分野:彫刻> | ドイツ |
11 | 寺江 圭一朗 Terae Keiichiro |
研修先で行われているプロジェクトの調査と、重慶の歴史・現在の問題に関するモチーフの調査及び作品制作。非言語コミュニケーションを通したコラボレーションの方策思案。<専門分野:現代美術、美術教育> | 中国 |
12 | 野口 健吾 Noguchi Kengo |
多文化・多宗教が混在するインドにおいて、現代写真のドキュメンタリーとポートレイトの手法を用い、社会的事象と普遍的な自己・他者との関係を捉える写真作品を制作する。<専門分野:写真・映像> | インド |
13 | 蓮沼 執太 Hasunuma Shuta |
欧米での先端的サウンド・アートにおける新進文脈の体系的開拓。およびその研究、実践、拡張。<専門分野:サウンドインスタレーション> | アメリカ |
14 | 牧田 愛 Makita Ai |
3Dプリント技術がもつ平面性と立体性への考察。パースペクティブによる西洋的な空間認識と、レイヤーによる東洋的な空間認識の結節、そこから見出される現代絵画の可能性とは<専門分野:絵画> | アメリカ |
15 | 松岡 圭介 Matsuoka Keisuke |
ローマおよびイタリアの人体彫刻の歴史や背景の研究。自身のテーマ「人間とは何か」について思考し、現地での発表を視野に入れた新作の制作を行う。<専門分野:彫刻> | イタリア |
16 | 松橋 萌 Matsuhashi Moe |
子供の視点と自然回帰への憧憬という根源的テーマの深化を希求し、作品をより複合的構造へ展開させるべく更なる研究を行う。<専門分野:三次元立体、絵画> | ドイツ |
17 | 山田 健二 Yamada Kenji |
イギリスの気象に関する民俗知や人工雪を活用した現代美術作品の研究・制作と個展の開催<専門分野:現代美術> | イギリス |

平成27年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 池田 剛介 Ikeda Kosuke |
台湾での民主化運動のリサーチを通じ、近年の東アジアにおける「占拠」について探求し、社会とエネルギーをめぐるプロジェクトへと結合させ、ドキュメント化を行う。<専門分野:現代美術> | 台湾 |
2 | 今在家 祐子 Imazaike Yuko |
肉体と精神による「相互性概念」を元に提唱された'イランレヴムーヴメントメソッド'の、より高い技術の習得と、その思想の獲得。自身の創作活動への反映。<専門分野:ダンス、インスタレーション> | イスラエル |
3 | 今村 綾 Imamura Aya |
画像イメージの生産性と現代メディアの関係性について、ドイツの歴史における都市の再建、プロパガンダ映画、ジェンダースタディーの視点から自身の3過去作品の理論的再検証と視覚再構成を行う。<専門分野:写真映画> | ドイツ |
4 | 内海 昭子 Utsumi Akiko |
ジオラマやパノラマなどの原初的な視覚装置の知覚システム、視覚経験についてのリサーチを行う。メディア史から現代美術に至る「没入」の概念とその歴史的変遷への理解を深め、作品制作に展開する。<専門分野:現代美術> | ドイツ |
5 | 長内 裕美
Osanai Yumi |
パフォーマンスを通して他者(アーティスト/観客/その場にいる人)との関係性をリサーチし、今後自身がどのような形態で作品発表をしていくことができるのか、その可能性を探る。<専門分野:コンテンポラリーダンス> | ベルギー |
6 | 金井 学 Kanai Manabu |
芸術形成における時間秩序 / 時間秩序の中の芸術形式 <専門分野:造形美術> | オーストラリア |
7 | 川久保ジョイ
Kawakubo Yoi |
大判フィルム写真の撮影技術・プリント技術の習得と写真作品を扱った展覧会の社会的・歴史的文脈の調査と構築、及びその展示の方法論の習得と実践<専門分野:写真、美術> | イギリス |
8 | 木村 恒介 Kimura Kohsuke |
インゼル ホン ブロイッヒ美術館における、彫刻家エルビン・ヘーリッヒ氏の設計した彫刻的建築空間(パビリオン)の研究。<専門分野:現代美術、建築> | ドイツ |
9 | 金 瑞姫
Kin Mizuki |
ドイツを拠点とし国際的に活躍する写真家のもとで研修を行いながら、「都市と記憶」をテーマに写真作品を制作し、新作を発表する。<専門分野:写真> | ドイツ |
10 | 琴 仙姫
Kum Soni |
「捧げられる哀悼の身ぶりへ」 パフォーマンスアートにおけるたましいへの近づきの可能性について<専門分野:パフォーマンス、映像> | イギリス |
11 | 滝沢 典子 Takizawa Noriko |
独特なドイツ社会に「物語と記号」という自身のテーマを通して参加する。そこから生じる多くの新しい記号言語を調査し、それが持つ作用を作品に提起し一段と高次へと発展させていく。<専門分野:現代美術、彫刻> | ドイツ |
12 | 冨田 香代子
Tomita Kayoko |
1920年代前後のドイツにおけるアブストラクト・シネマの概念や手法を検証、非言語での視覚伝達の課題を抽出し、現代における「共感覚」および「擬音語・擬態語」を主題とした新たな映像表現の可能性を探る。<専門分野:メディアアート> | ドイツ |
13 | 中村 亮一 Nakamura Ryoichi |
ニューヨーク、ロサンゼルスにおける20世紀前半、戦前-戦中-戦後の日本人移民、日系2世3世について調査を行い、現代絵画における先端的な表現方法を学び、作品表現の発展を模索した制作を行う。<専門分野:絵画> | アメリカ |
14 | 林 加奈子 Hayashi Kanako |
①戦後のアメリカにおける身体表現に関わる美術史とダンス史の調査研究。②シンクロナイズドスイミングの経験で培った身体性を用いた視覚芸術における身体表現、空間表現の探究。<専門分野:パフォーマンスアート> | アメリカ |
15 | 広瀬 菜々 Hirose Nana |
ドイツにて美術や彫刻においての思想を学び、異文化環境の中での生活を通じ自己やそれを取り巻く空間や場をテーマとした制作、研究と発表を行う。<専門分野:彫刻> | ドイツ |
16 | 堀川 すなお Horikawa Sunao |
ニューヨーク州とモンタナ州にある複数のアートセンターと関わり、共同制作を行なうことで、私の研究課題である「目の前にある もの その本来の姿はなにか?」を発展させた作品を制作する。<専門分野:ドローイング> | アメリカ |
17 | 村上 亘 Murakami Wataru |
15世紀から西洋美術で扱われてきた「静物画」の持つ意味、役割を研究することで、現在の写真に新たな意味や価値を模索する。<専門分野:写真> | ドイツ |
18 | 山本 浩貴 Yamamoto Hiroki |
アートの表象知覚システムを通じた東アジアの戦争と植民地化の忘却された記憶の再構成により、過去の歴史から現在の政治的諸問題への新たな視座を提供し、鑑賞者の思考を促すプロジェクト <専門分野:インスタレーション、アートプロジェクト> | イギリス |

平成26年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 宇田 奈緒 Uda Nao |
「記憶とアイデンティティー」をキーワードにカナダ・トロントの日系文化会館にて、亡き祖父のルーツである日系カナダ人の歴史や文化・言語を調査し、ピーター・ワカヤマ氏の元で写真・絵画・文章を使った美術表現方法を探る。<専門分野:写真、絵画> | カナダ |
2 | 宇多村 英恵 Utamura Hanae |
アーティストを主語(主体)としたパフォーマンス作品ではなく、事象(既に存在する人間活動、自然活動)を主体としたパフォーマンス、つまり、「世界は既にパフォーマンスをしている」と捉えるところからスタートする制作活動を行い、絵画と彫刻、パフォーマンスの中間に位置するオブジェ、映像、写真を交えたインスタレーションのプロジェクトを展開し、新たなパフォーマンスアートの在り方を模索したい。<専門分野:現代美術、立体絵画> | ドイツ |
3 | 奥村 雄樹 Okumura Yuki |
「翻訳/和訳」を通じて「現実」の本来的な超常性を開示するという私のこれまでの試みを、内容的にも方法論的にもより拡張・深化・発展させる。<専門分野:ビデオ、パフォーマンス、ワークショップ> | ベルギー オランダ |
4 | 小田 香 Oda Kaori |
フィクションとドキュメンタリーの境界に存在する'祈りの手段としての映画表現'をテーマとした探究と実践を行い、作品として現代社会に還元していくこと。<専門分野:映像> | ボスニアヘルツェゴビナ |
5 | 加藤 大介 Kato Daisuke |
ドイツの二つの都市にて、漆の新しい可能性の模索と、過去から現代までの優れた彫刻の研究を行い、自身の漆を用いた彫刻作品の発展を目指す。<専門分野:漆芸、彫刻> | ドイツ |
6 | 佐伯 洋江 Saeki Hiroe |
首都でありながら、その面積の約19%が森である類い稀な都市ベルリンにて、人と自然の共存、更には「生命」と「時間」について再考し、自らの絵画観に反映させ、新作を制作する。<専門分野:絵画> | ドイツ |
7 | 志水 明保 Shimizu Akiyasu |
前期:Kala Art Instituteにて大判写真撮影とデジタルプリント技術の習得、写真表現におけるアナログ、デジタルメディアの考察。 後期:ローター・バウムガルテン氏の下、自身のテーマである"抽象と形態"をキーワードにミニマルアートと幾何学形態の比較、そこに内在する意味性を研究。<専門分野:絵画インスタレーション> |
アメリカ |
8 | 志村 健太郎 Shimura Kentaro |
人間の知覚に対する科学的なアプローチを用いた作品の研究と制作。また、その制作システムの研究。<専門分野:ニューメディア、映像> | ドイツ |
9 | 當麻 ゆき子 Taima Yukiko |
チェコ共和国におけるイラストレーションブック制作とその研究<専門分野:イラストレーション> | チェコ |
10 | 高木 こずえ
Takagi Kozue |
米国での盆栽文化についての考察と写真撮影。<専門分野:写真> | アメリカ |
11 | 中嶋 浩子
Nakajima Hiroko |
数学分野の幾何学石膏模型をモチーフとして、学術とアートの融合の可能性を追求。フィンランドとドイツ、二カ国間での「モチーフ」、「展示表現」に関する調査・研究を行い考察を深める。表現方法として、布の模様の連続性を基盤とした作品を制作し、パブリックアートとして公共空間でのパターン表現の在り方を研修する。<専門分野:テキスタイル> | フィンランド ドイツ |
12 | 彦坂 敏昭 Hicosaka Toshiaki |
絵画が持つことのできる新しい構造を獲得するために、絵画をメディアの一種として位置づけ、広いパースペクティブの中で捉えなおす作業を行います。<専門分野:絵画> | イギリス |
13 | 古川 あいか Furukawa Aika |
"新ライプチィヒ派"を通してモチーフの配列による画面の構成手法を研究し、シュピネライでの活動をより深いものとする為に、滞在制作および作品展示に参加する。<専門分野:絵画> | ドイツ |
14 | 古橋 まどか Furuhashi Madoka |
Strictly Nonsense, Or How to Stop Making Sense of Art <専門分野:インスタレーション> | イギリス |
15 | 溝縁 真子 Mizobuchi Mako |
都市建設・風景写真を軸に、風土にまつわるリサーチを基盤とした同時代性のあるコンテクスト構築し、制作を通して独自の視覚の法則性を明確化します。また写真集の制作プロセスを理論的に解釈することによって、写真集の効果的な表現について考察します。<専門分野:写真> | ドイツ |
16 | 柳井 信乃 Yanai Shino |
イギリスを拠点に国際的に活躍するアーティストのもとで研修をおこないながら、歴史的事件の記憶に関連する施設をフィールドワークし、近代国家や美の普遍的な問題とその地域性や日本との差異をどのように表現するのかを学び、新作を発表する。<専門分野:映像インスタレーション> | イギリス |
17 | 山下 香里 Yamashita Kaori |
抑圧と開放のプロセス、また、分裂、崩壊、再生の経験を持つドイツ・ベルリンで、自身の制作のテーマである「崩壊感覚」を人間の存在と創ることとの関係性まで掘り下げ、制作の新たな可能性を追求し、発表を試みる。<専門分野:インスタレーション> | ドイツ |
18 | 横内 賢太郎 Yokouchi Kentaro |
インドネシアにおいて異文化と社会の変化の受容の在り方を探ることで絵画の出自を深く理解し、接ぎ木的表現の中枢となる変容の想像力を高め、自己のさらなる作品の展開のために研鑽を積む。<専門分野:絵画> | インドネシア |

平成25年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 秋吉 風人 Akiyoshi Futo |
ベルリンという都市で、自らの絵画観をさらに発展させ、「絵画とは何か」(絵画の可能性)という命題に対峙するための足がかりとなりうる方法を模索する。<専門分野:現代美術、油画> | ドイツ |
2 | 有持 旭 Arimochi Akira |
伝説的アニメーション作家プリート・パルン氏のもと新作を完成させる。作品制作の過程において学ぶ論理的且つ構造的な物語論と私自身のアニメーション・タブロー論を組み合わせ考察する。さらには新たな作品の構想「遊びと身ぶり」に於けるいくつかの実験を行う。<専門分野:絵画アニメーション> | エストニア |
3 | 池田 光弘 Ikeda Mitsuhiro |
『現実の"場所"との出会い』と『"新たな場所"の創造としての絵画制作』の循環と発展<専門分野:絵画> | ドイツ |
4 | 石井 麻希 Ishii Maki |
現代美術作家トビアス・レーベルガーに師事し、時間や場所に対する認識のバーチャル化が進む現代社会に対し、実際に存在する物質である立体作品の表現的可能性を追求し、それに伴う空間作りの展開を通して深めていく。<専門分野:彫刻> | ドイツ |
5 | 石塚 元太良 Ishizuka Gentaro |
アイスランドとドイツにおけるパイプラインのランドスケープの調査と撮影。またベルリンのラボラトリーにおける、ダイトランスファープリントの研修と作品制作。<専門分野:写真> | アイスランド ドイツ |
6 | 大山 エンリコイサム Oyama Enrico Isamu |
ニューヨークにおけるグラフィティおよびストリートアートの研究。とくに歴史的に培われたグラフィティの視覚言語と抽象表現主義などのアメリカ型近代絵画の関係の探究。<専門分野:絵画、現代美術> | アメリカ |
7 | 小栗 沙弥子 Oguri Sayako |
身近で取るに足りない不用物を用いるという、日常を基軸に培ってきた制作方法を、タイの風土の中で実践し、より発展的な表現を獲得する。<専門分野:絵画、インスタレーション> | タイ |
8 | 笹本 晃 Sasamoto Aki |
美術機関におけるパフォーマンスアートとインスタレーションアートの在り方:時間で変わるアートの製作・発表と、新分野と美術館の関係の研究<専門分野:パフォーマンス、インスタレーション、彫刻> | アメリカ |
9 | 澤邉 由記子 Sawabe Yukiko |
ヨーロッパにおける印刷の中心都市の役割をになったスイス・バーゼルにて、グラフィックデザインと活版工房を経営するロマノ・ヘニの元で西洋の活版印刷を学び、長年日本で学んだ東洋の活版印刷と比較しながら文化交流を通して西洋と東洋の活字をミックスした作品を制作する。<専門分野:活版印刷・タイポグラフィー> | スイス |
10 | 鈴木 光
Suzuki Hikaru |
ドイツ・ベルリンにて核についての映画を制作しているMichael Saup氏のもとで研修を行いながら、地元である福島についてグローバルな考察を行い、自己の映画作品を制作する。<専門分野:映像> | ドイツ |
11 | 瀬山 葉子 Seyama Yoko |
新作「インタラクティブな光の彫刻」の創作に必要な技術習得、光と音との相互機能の為の方法をメディアアート、電子音楽、照明の3つの専門分野を通して学ぶ。<専門分野:ニューメディア> | ドイツ オランダ スイス |
12 | 武田 裕子
Takeda Hiroko |
中国画における筆法の研究とその修得。中国伝統絵画の教育システムの調査。<専門分野:中国画> | 中国 |
13 | 田村 友一郎 Tamura Yuichiro |
ヨーロッパにおける芸術に関する新進の高等研究機関の"場"の制作体系の実践と研究<専門分野:現代美術、写真、映像> | ドイツ |
14 | 中原 一樹 Nakahara Kazuki |
古代の洞窟壁画や文字の起源に着目し、そこにドローイングの原点を探る。無秩序な自然状態から記号や線を描く事を始めた紀元前の創作過程を現代の自分の制作に投影させ、ロンドン現代ドローイングセンタにおいて原始的な要素を取り入れた独自のドローイングを探求する。<専門分野:ドローイング> | イギリス |
15 | 平川 祐樹 Hirakawa Yuki |
特定の場所が持つ時間(歴史・地形)にアプローチしたサイトスペシフィック作品の制作と研究。特にベルリンという都市が持つ特有の歴史と地形的特徴の接点を探る平面・写真・映像作品の制作と発表<専門分野:映像メディア> | ドイツ |
16 | 藤原 絵里佳 Fujiwara Erika |
ラオスを中心とした東南アジアの陶芸の技法・焼成等について調査研究しながら自身の制作を行う。"コンテンポラリーな表現"との関わりがまだ少ない土地で、自身の美術・工芸観を再考し、今後の表現の可能性を探る。<専門分野:陶芸> | ラオス |
17 | 村上 華子 Murakami Hanako |
鑑賞者を巻込むシナリオの構成方法を指導者ジャン・ルイ=ボワシエ氏のもとで学び、その表現方法となる鶏卵紙写真(albumen Print)の技術を発祥の地であるフランス・パリで習得する。<専門分野:写真、現代美術> | フランス |
18 | 山本 聖子 Yamamoto Seiko |
スペインからの植民地時代を境にそれ以前とそれ以後の文化がどう変化したかを見つめ現代メキシコ人のアイデンティティを知る。その上でメキシコの現代美術を調査し、これからの日本、世界にとっての美術の役割を考える。<専門分野:現代美術> | メキシコ |

平成24年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 内田 亜里 Uchida Ari |
プロジェクト「Asian ID」として、インド最北部の文化・歴史的背景のフィールドワークと写真撮影を行う。及び、ゴア写真センターにおいて写真古典プリント技法(Salt Print)を研修し、自身の作品を展開させる。<専門分野:写真> | インド |
2 | 及川 潤耶 Oikawa Junya |
声を用いた立体音響による「音響身体」の探求と空間表現の可能性について<専門分野:サウンドアート> | ドイツ |
3 | 柏原 由佳
Kashihara Yuka |
ドイツにて、西欧絵画の伝統技法である地下剤調合を研究・習得する。絵画表現の既存の分類を批判的に捉えた上で、日独間に生じる様々なベクトルの視点・距離を観察し、「自分個人の歴史」の表現を追求する。<専門分野:絵画> | ドイツ |
4 | 塩野入 一代 Shionoiri Kazuyo |
総合的な芸術作品を生み出すClipa Theaterの下で独創的な創作法・演出手法を学び、舞踊家として培った身体技法・演出手法を活かしながらビジュアルシアター作品の制作をおこない、独自の作品概念確立を目指す<専門分野:ビジュアルシアター> | イスラエル |
5 | 白木 麻子 Shiroki Asako |
「工芸的技術の先にある芸術表現」をテーマに、日本の伝統的、現代的な木工技術をベースに携え、その技術に於ける定義や固定概念を解体し、空間性や身体性を伴ったより発展的なアートとしての表現方法を構築する。<専門分野:立体・現代工芸> | ドイツ |
6 | 鈴木 ヒラク
Suzuki Hiraku |
様々なコンテンポラリードローイングの実践が活発に行われているベルリンにて、今日の世界におけるドローイングの新たな意味や文脈生成についての研究、また自らの制作を並行して進め、現地のアーティストやキュレーター等と協働してプロジェクトを企画し、普遍言語としてのドローイングの可能性を発展させる。<専門分野:ドローイング(絵画)> | ドイツ |
7 | 高橋 あい Takahashi Ai |
アメリカにおける先住民族の風習・儀礼・死生観・歴史のフィールドワーク、および、研究に基づいた写真作品の制作・発表を行います。また、フィルムや印画紙の生産中止が続く中での写真表現のありかたの模索も行います。<専門分野:美術・写真> | アメリカ |
8 | 高花 謙一 Takahana Kenichi |
STEIM独自の技術と感覚を学び、フィジカルコントロールを主軸にした楽器としての新たなデバイスシステムの製作とそれを使用したライブパフォーマンスの追求、発表を行う。<専門分野:サウンドアート> | オランダ |
9 | 鳴海 康平 Narumi Kouhei |
舞台美術家としても受賞歴を持つ演出家のもとで、説明的・従属的なセノグラフィーではなく、テキスト、俳優の身体などと対等にセノグラフィーを並列させ有機的に劇場空間を演出するコンセプチュアルセンスとポリシーを学ぶ。言葉による物語に頼らず、身体とテキストを内包する時間と空間によるポストドラマを構築するパフォーマンスの可能性を探る。<専門分野:パフォーミングアーツ> | フランス |
10 | 西山 裕希子
Nishiyama Yukiko |
美術工芸の領域を交叉して描かれてきた「女性像」を染色技法によって描き、この表現が国外においてどのように解釈され意味をもつのか、ベルリン芸術大学のイケムラレイコ氏のもとにて絵画表現の研究。国外の様々な歴史文化を背景に持つ人々との交流を通し、美術工芸の枠組みに留まらず、人との関係における精神を反映し今日的な視点を持つ絵画表現の探求。<専門分野:絵画表現> | ドイツ |
11 | 久井 麻世 Hisai Asayo |
1.ダンサーと振付家との「共同作業」の課題と可能性を追究し、今後の作品製作活動へ生かす。2.ダンスにおける企画・運営活動を展開し、創作現場とダンサーとの新しい関わり方を模索する。<専門分野:コンテンポラリーダンス> | ドイツ イギリス |
12 | 松原 慈
Matsubara Megumi |
変化を許容し、複雑性・多様性に対して柔軟な、現代都市を支える新しい空間のあり方を、アラブ・アフリカ・ヨーロッパを結ぶ文化的結節点において、研究と実践の両方を通して探求すること。<専門分野:建築・インスタレーション> | モロッコ |
13 | 三宅 響子 Miyake Kyoko |
アカデミー賞を受賞しハリウッドからひくてあまたの監督のもとで、劇映画と記録映画における映像の可能性を追求し、英国と米国における大小規模予算の映画製作の全般を学ぶ。<専門分野:映像作家> | イギリス |

平成23年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 畦地 亜耶加 Azechi Ayaka |
コンテンポラリーダンスにおいて新たな表現とは何か、総合芸術といわれる舞台芸術、身体表現を追求する。また、アートの動きの活発なベルリンでダンス以外の表現を用いるアーティストと共同で作業し、発表し、独自の創作へと反映する。 | ドイツ |
2 | 岩崎 貴宏 Iwasaki Takahiro |
第一課題に、広島を拠点に活動する私が、アメリカと初めて直に向き合い、美術を通して戦後の歴史、政治、社会の相互理解を深める。第二課題に、消費大国アメリカで、都市への直接介入による消費し難い強度ある表現の前例を調査しながら、新たな表現を模索、獲得する。 | アメリカ |
3 | 上野 友幸
Ueno Tomoyuki |
居合いの刀の動きを彫刻にするプロジェクト“Iai Sculpture Project”の遂行、及び、鏡や大量のレーザー・ポインターを使用した複数レイヤーのイメージから構成される作品製作による人間の多元的な意識へのアプローチ。 | ドイツ |
4 | 宇田川 正治 Udagawa Masaharu |
トランスディシプリナリー(異分野横断)をキーワードに、西欧コンテンポラリーダンスが持つダイナミズムを取り込んだ舞台作品制作を通じて、自身の異なる要素(神楽・舞踏・ジャグリング・オブジェ制作)の境界線を越える表現形式を確立するうえで必要な創作術・演出術および方法論を身に付ける。 | ベルギー |
5 | 越後 正志 Echigo Masashi |
Hans Martens氏の指導のもと、現代演劇と美術との関係性を基として、ベルギー現代美術に見られる独自の空間構築の方法論を空間の「内」と「外」という認識から探るとともに、さらなる自身の制作の展開を行う。 | ベルギー フィンランド |
6 | 大竹 純子
Otake Junko |
ミスコミュニケーションにより発生するナラティブの偶然と必然について点字を使った実験的作品の研究および実験、制作 | イギリス |
7 | 沖 文 Oki Aya |
ガラスをアートの素材として発展成長してきたガラスアートの本場アメリカで、その技術・発想・感性の修得、表現の研究に従事する。またその後日本でのガラスアート継承を目標とした研修をする。 | アメリカ |
8 | 木村 東吾 Kimura Togo |
現代美術の中心的役割を果たすロンドンにて、ルパート・フォークナー博士のもと、「存在と時間」を主題とする作品制作と作品発表を行い、それに対する美術表現と美術理論の探求を行う。 | イギリス |
9 | クリタ ケイコ Kurita Keiko |
水力・地熱発電で全電力を確保するほど自然エネルギーが豊富なアイスランドで、その自然と人々の関わりを視察する。Artist in Residence研修プログラムで他のアーティスト達と関わり、その土地と、人々、芸術の在り方を考察し、新たな写真作品を制作する。 | アイスランド |
10 | 近藤 聡乃 Kondoh Akino |
アニメーション「Kiya Kiya」を完成させ、「現代美術のビデオ作品」という規定の枠にとらわれない、作品発表の方法を模索実践する。 | アメリカ |
11 | ソリージャ武田 ホセ太朗 Zorrilla Takeda Jose Taro |
移民の家 -新たな生活環境の為の集団の共通認識と空間の所有概念の研究- アメリカに就労目的で移民するメキシコ人が、故郷に“住まいを建設する”という特異な慣習の調査を通して、彼らの場所への執着と集団への帰属認識を考察し、そこから派生する建築表現の新たな捉え方と、人間の生活の基本となる住戸空間の制作の意義を再考する。 | メキシコ |
12 | 高木 彩
Takagi Aya |
17世紀レンブラントが主に使っていた描画法を、パリの古典技法のアトリエにて習得すると共に、それを抽象表現と合わせ、独自の絵画世界を深化させた後、パリの公共機関内で展覧会を開く。 | フランス |
13 | 田幡 浩一 Kouichi Tabata |
ドイツ現代建築をモチーフにした「建築シリーズ」としてアニメーション、平面作品の制作。および、それらの展示を、さらに空間的な発想を含めた新たな形式で、作品の為に空間を作り、ギャラリーではない場所で展示をし、それ自体も作品化する。 | ドイツ |
14 | 野村 悠里
Nomura Yuri |
伝統工芸製本の修復、保存、制作研究 | イギリス |
15 | 前田 岳究
Maeda Takeki |
この研修で「作家は美術界とどのように関わっていくべきか」という問題を扱う。これまで私が研究してきた美術界と葛藤する作家には、常に何らかの「抵抗」が作品や活動状況に作用している。ドイツ現代美術に精通したDAADの館長アリアナ・バイン氏の指導の下、現代美術のシステムが作家に要求する「抵抗」を解析していく。この「抵抗」は、これまでにも作家、河原温をはじめ美術界に絶対的な価値をもたらした。コンセプチュアルアートの文脈に自身の作品を正確に位置づけ、そこに革新的な作家の役割を提示をしていくために研修する。 | ドイツ |
16 | 和田 礼治郎 Wada Reijiro |
風景と関わる環境彫刻のフィールドワークと大型彫刻の制作 | ドイツ |

平成22年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 青野 セクウォイア Aono Sequoyah |
大きなアート市場を持ったアメリカ、ニューヨークで多種多様な文化からなる芸術を学ぶ。自分自身と日本を客観的に見つめ、今後の制作活動に生かす努力をする。 | アメリカ |
2 | 浅井 信好 Asai Nobuyoshi |
舞踊家として培ってきた演出方法と舞台美術の制作技術を用いて、トーマス・ノッヂュの下でPositive Pluse Installation Danse の研究及び製作。 | ドイツ |
3 | 飯沼 珠実
Iinuma Tamami |
建築をきっかけとした郊外都市のフィールドワークによる、土地に潜む記憶の視覚化。建造物の記録としての「建築写真」という一般的な概念に対し、芸術的なアプローチによる建築写真の追究。 | ドイツ |
4 | 板谷 龍一郎 Itadani Ryuichiro |
フランク・リーダー氏のもとでドイツに息づくクラフトマンシップの考え方を学び、国内では触れることのできない印刷技法や立体制作の技術を習得し、共同制作による作品及び個人作品を発表する。 | ドイツ |
5 | 岩田 草平 Iwata Sohei |
1.インド各地の建築を環境共生住宅という観点から視察すること。2.インドの農村部の将来を想定した住居「Cell House」を少数部族の人達と共同で作ること。3.少数部族の中で「Anonymous Report」(仮称)という非公開の芸術家滞在制作事業をコーディネートすること。 | インド |
6 | 大手 可奈
Ote Kana |
Batsheva dance companyの元で、芸術監督、Ohad Naharin が自ら生み出したBody Language(身体言語)と呼ばれている新しいダンステクニック、GAGA(ガガ)の身体表現法、メソッドの研究、修得。教育法の修得。それに基づいて自分の新たな作品に反映させる。 | イスラエル |
7 | 大成 哲
Ohnari Tets |
チェコのガラス芸術の伝統と技術を研修し、私が独自に研究開発しているガラス彫刻を更に発展させると共に都市空間と彫刻との関わりを追及する | チェコ |
8 | 大西 康明
Onishi Yasuaki |
彫刻家Tom Wilkinsonのスタジオにて、その制作方法やワークショップ・プロジェクトの研究から、これまでの自身の作品や方法を再考する。また、今後の制作の展開や可能性について研究し、現地での発表を視野に入れた新作の製作を行う。 | イギリス |
9 | 菅野 英紀 Kanno Hideki |
オランダ王立美術アカデミー・アートサイエンスコースにおいて専門的な科学分野の知識/技術を修得し、そこで開発した手法と自身のアートコンセプトを結びつけ、芸術と科学の境界を横断するような独自の表現フォーマットを探求する。 | オランダ |
10 | 佐々木 愛 Sasaki Ai |
オーストラリア メルボルン ヴィクトリア・カレッジ・オブ アート、絵画部門での制作研修 | オーストラリア |
11 | 佐々木 加奈子 Sasaki Kanako |
新たなレンズベースメディア(主にビデオアート)の可能性の研究。ビデオ作家と共同制作などを含め、社会性に富むテーマをより身近な事として伝えられる作品作りを行う。ISCPプログラム滞在。 | アメリカ |
12 | 辛 愛麻
Shin Ema |
オーストラリアで生息する独自の動植物の考察と、人間と動植物の形態を融合した木版画、コラージュの制作、インスタレーションの研究。 | オーストラリア |
13 | 平野 薫 Hirano Kaoru |
気配の残る衣服を糸にまでほどき、再構成するという方法で、作品『ベルリンの家族の肖像』を制作する。その作品の制作過程では、家族に主題を置きつつ、その中に『歴史』を表現する方法を模索する。 | ドイツ |
14 | 堀崎 剛志
Horisaki Takashi |
2次元空間と3次元空間の境界領域に存在する抽象表現の追究(彫刻からのアプローチと絵画からのアプローチの実践を通じて) | アメリカ |
15 | 村山 伸彦 Murayama Nobuhiko |
ドイツの自然科学分野における事物の生成についての発見と成果について調べ研究し作品として展開する。また多様な価値観が交錯する現在のベルリンにおいて個人と全体の在り方、そして共有可能な知覚への考察を踏まえ、今後の作品制作/発表の両方の活動の方向付けを行う。 | ドイツ |
16 | 山本 竜基
Yamamoto Ryuki |
日本文化の源流である中国の文化および生活を視察し、アジア人に共通するアイデンティティー(集合無意識)を探り、具象絵画として作品化する。 | 中国 |

平成21年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 東亭 順 Azumatei Jun |
四方を5つの他国に囲まれ、武力によって永世中立を維持してきた重武装の国家としてのスイスの歴史/文化/自然/生活を見つめ、今のあり方について学び、日本のそれらとを比較し、生活レベルでの美術のポジションを考察し、自己の創作の新たな可能性を探求・実践する。 | スイス |
2 | 阿部 幸子 Abe Sachiko |
イギリスを中心としたパフォーマンス/ライブ・アートの現状についての調査及び作品制作 | イギリス |
3 | 江口 さとる Eguchi Satoru |
サラ・ジーのスタジオにて、巨大なインスタレーションの制作のプロセスと新たな素材の可能性を研究し、それに基づいた実験的な制作、発表を行うことで、新たな作品の方向性を見出す。 | アメリカ |
4 | 沓名 弘美 Kutsuna Hiromi |
中国花鳥画の諸技法の修得、及び創作理論、教育法の修得。筆法を活用した表現の開拓。東洋絵画の伝統材料研究と、材料と色彩の視点から日本文化の源流の探索。 | 中国 ブータン |
5 | 佐川 由佳 Sagawa Yuka |
版画が持つビジュアルコミュニケーションメディアとしての側面に焦点を当て、現在の版画が担う役割を考察しながら、自身の制作において「技法の背景にあるもの」と「紙の上に表出されるもの」の均衡と拮抗を追求する。 | オーストリア |
6 | 塩原 れじ Shiobara Reggie |
写真家アニー・リーボヴィッツ氏のもとで、「人間の本質を美しく抉りだすポートレート写真」をキーワードに、コンセプチュアルなイメージをより洗練されたアートへ昇華させる、そのプロセスと手法を現場で学び、自身の制作に反映させる。 | アメリカ |
7 | 高橋 朋子(anti-cool) Takahashi Tomoko |
過去の事例の追体験と実験、また様々なメディアへの認識を深めることにより、肉体表現に限定されない、他分野との垣根を越えた力強いパフォーマンスやビデオ作品の制作を目指す。 | イギリス |
8 | 田中 奈緒子 Tanaka Naoko |
現代パフォーミング・アーツ・シーンの発信地であるドイツ・パクトツォルフェラインにおいて『「影」の潜在的力』をテーマに、パフォーミング・アーツとビジュアル・アーツの関係を研究し、実験的制作を行い、発表する。 | ドイツ |
9 | 寺田 由希子 Terada Yukiko |
美術の歴史における普遍的テーマである身体性をアーティスト アルバ・ドゥルバーノとのコラボレーションを通し、異なった世代、視点、表現方法から共通する現代美術における身体性の研究をする。 | ドイツ |
10 | 中里 伸也 Nakazato Shinya |
自身の専門と違う分野(立体、動画、インスタレーション)の技術と表現方法の習得。今まで取り組んできた課題の更なる発展と新作への取り組み。 | フランス |
11 | 中島 吏英 Nakajima Rie |
イギリスを中心にヨーロッパ現代アートにおける素材概念をリサーチすることで、自身の音と物質と空間を扱う制作実践の手法を再考。 | イギリス |
12 | 中間 小織 Nakama Saori |
インスタレーションにおいて、環境と、身体性に重点を置き、複雑に変化し続ける環境と、人間、芸術表現の新たな在りかたを研究する。 | ベルギー ドイツ |
13 | 橋本 尚樹 Hashimoto Naoki |
「魅せる空間/建築の制作プロセスの体得、そして実践」官能的ともいえる空間で人々を魅了するATELIERS JEAN NOUVELの建築作品において、その空間制作の生の現場に身を投じ、また現地での生活を通じて、彼らの実践的手法を体得、そして実践すること。 | フランス |
14 | 英 ゆう Hanabusa Yu |
アジアの自然環境と文化的背景の上に成り立つ共通認識としての精神的色彩観と自然観に関する検証と考察。ワークショップ開催の為のモノプリントの研修とレジデンスの集大成として個展を開催する。 | タイ |
15 | 藤江 竜太郎 Fujie Ryutaro |
中世以降から見られるドイツ特有の審美観の考察し、日本との比較・検証を行う。それを基にサイトスペシフィックをキーワードとした、インスタレーションを制作し、発表する。 | ドイツ |
16 | 牧島 基丈 Makishima Mototake |
一般的に映画を鑑賞する行為は、映像内の仮想の空間で構築されるストーリーに対し、私達の感覚を通して理解認識するという事を前提に置き、エドワード・T・ホール著作の「かくれた次元」で提唱された近接空間学(プロクセミクス)を基に、現在のコミュニケーション方法を研究し、映像作品を制作し発表する。 | イギリス |
17 | 米倉 大五郎 Yonekura Daigoro |
切ること(カット)や張付けること(ペースト)そして転写像(コピー)を作ることも可能な自作した特殊な塗料を使って、平面作品を制作する際の描写方法及び形式について研究する。 | ドイツ |

平成20年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 安達 亜衣子 Adachi Aiko |
チェコ芸術の根底に共通する、闇のノスタルジーを苗床に、古典絵画の普遍性を以って、坂口安吾の寓話作品を取り上げ、画本を編む。 | チェコ |
2 | 石澤 英子 Ishizawa Eiko |
現代オランダデザインの傾向に見られる独特なコンセプチュアル(概念中心的)デザインと現代アートの関係性を調査し、物質主義中心の現代社会における芸術のあり方を、”物作り”としてSOCO(アートに関する社会現代センター)での研修、空間を利用した制作、展示、公衆との関わりを通しての研究。 | オランダ |
3 | 伊藤 真喜子 Ito Makiko |
Magpie Music Dance Companyにて、「その瞬間(real time)」における振り付けの可能性を追究することを目的として、上演芸術としてのグループインプロビゼーションを、実際の公演・創作活動を通して学ぶ。 | オランダ |
4 | 上野 梓 Ueno Azusa |
工芸とアートの境界、技術と感性、土地とそこに生まれる美術をキーワードに陶芸技術の習得、作品制作、人や場所との交流を行う。 | ドイツ |
5 | 小笹 彰子 Ozasa Akiko |
皮膚と洋服の関係に着目し、ドイツの歴史が刻まれた古着を用い、現代ドイツの変容を日本と比較検証し、制作及び発表を行う。 | ドイツ |
6 | 梶浦 聖子 Kajiura Seiko |
ジョグジャカルタで現地の作家や職人と連携しながらロストワックス技法による美術鋳物を再興する。その課程で鋳造工程のすべてに関与することでしか生まれない表現の可能性を追求する。 | インドネシア |
7 | 高山 穣 Takayama Jo |
コンピューターグラフィックスにおける手続記述法を用いた造形表現技法の研究と、それを応用した作品制作 | アメリカ |
8 | 長瀬 香織 Nagase Kaori |
1.中国画の修得 2.中国の手漉き紙の伝播経路と製紙法の研究 | 中国 |
9 | 奈良 エナミ Nara Enami |
多様な言語・文化・民族で構成されるニューヨークで、コミュニケーションについて考察し、自己の表現の可能性を探る。 | アメリカ |
10 | 西野 裕樹 Nishino Hiroki |
メディア・アートのためのネットワーク化された、タンジブルなインターフェイスを持つ、サーフィス・コンピューティング・プラットフォームの研究および、それを利用した作品制作。 | シンガポール |
11 | 林 由未
Hayashi Yumi |
人形劇(チェコ)における舞台美術・人形・仮面の研究 | チェコ |
12 | 菱沼 輝充 Hishinuma Terumitsu |
知覚経験による世界と自分を見るための方法の発見と、素材の技術的発展に伴う表現方法の確立を目指す。 | イギリス |
13 | 古堅 太郎 Furukata Taro |
カーリン・ザンサー女史の下で、サイトスペシフィックをキーワードに、現代ドイツのアートプロジェクトの手法とプロセスを学び、自身の制作に反映させる。特に壁崩壊後のベルリンに於いて、アートプロジェクトが都市形成に果たした役割を研究する。 | ドイツ |
14 | 宮下 理世 Miyashita Michiyo |
スウェディッシュメランコリー/新しさと古さの対極的価値の提唱。スマートテキスタイルの応用/新技術のスマートテキスタイルを駆使し、日常生活のための道具を製作 | スウェーデン |
15 | 宮山 香里
Miyayama Kaori |
自身のテーマを堀り下げ適した形で表現・発表するために、版画という二次元的な表現を用いた「空間性-Spazialita-」を追究する。技法の研究及びイタリア独特の歴史的展示空間に合わせた制作、プレゼンテーションを実行する。 | イタリア |
16 | 武藤 梓 Muto Azusa |
「布の持つ動きとそのデザイン」という研究テーマで、イタリア独自の染織技法や、産業と結びつく現在の手法を実践で学び経験する。デザインとを技術の両面からこれまでの作品と対比し、布に「機能」を持たせ、より布としての価値や可能性を各分野に広げる作品へとする。 | イタリア |
17 | 吉田 舞 Yoshida Mai |
人間の感情、世界、環境、価値観を表現する為に、ロンドンを拠点に国際的なコミュニケーション法を視覚的、音楽的に研究し、それらをテーマにしたショートアニメーション映画を制作し、発表する。 | イギリス |

平成19年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 阿部 さやか Abe Sayaka |
銅版画とシルクスクリーンによる作品制作とオランダにおける身体と環境に安全な版画制作方法の研究 | オランダ フランス |
2 | 上田 麻希 Ueda Maki |
メディウムとしての匂い:その可能性を芸術的かつ科学的な視野から検討する | オランダ ベルギー |
3 | 内田 早苗 Uchida Sanae |
一枚のカードの「表」「裏」「間」、コード(暗号)とメタファー(隠喩)を生かし、子どもの創造力によって物語を作ることのできる新しい絵本感覚の提案 | ドイツ |
4 | 小木曽 瑞枝 Ogiso Mizue |
スウェーデン独自の塗料(Falun Red)の研究と伝統的な木工技術の習得、及び作品制作・発表。また教育普及施設の視察によりワークショップを取り入れたあらたな作品制作への展開を探る | スウェーデン |
5 | 小林 ともえ Kobayashi Tomoe |
生身の人間によって作り上げられる舞台空間を、観客の想像力を刺激することにより、さらに詩的な空間へと牽引する造形物(小道具・衣装)の役割に注目し、その機能を掘り下げて研究して、舞台空間における造形表現の可能性を探る | フランス |
6 | 澤田 知子 Sawada Tomoko |
現在の写真と美術の関係、作家とギャラリーの在り方について考察するとともに、スタジオで作品制作 | アメリカ |
7 | 菅野 かおり Sugano Kaori |
西欧における現代の漆芸の手法を体得し、日本の漆芸技法と組合わせる事で、新たな表現方法を探究し、制作、発表する。また、各地で所蔵される歴史的に重要な漆器及び擬似漆器の調査、研究を行う | スペイン |
8 | 田口 一枝 Taguchi Kazue |
新しいライティングの技術を習得。工芸という枠に止まりがちなガラスをグローバルに活用し、光と組み合わせたインスタレーションの展開を試みる | アメリカ |
9 | 武田 裕介 Takeda Yusuke |
「空間内異空間」:既存のある特定の空間に3次元コンピューターグラフィックで異空間を発生させる。この空間建築の実験を通して、建築における「空間」と建築および人間との関係性を追及する | ドイツ |
10 | 橋爪 彩
Hashizume Sai |
壁、人種、新旧などに対し、様々なインターフェースが存在するドイツ/ベルリンで「境界」というテーマを総体的に考察し、本来すでにフレームにより外界から切り抜かれた絵画作品に、より多面的な界面性を与える | ドイツ |
11 | 山口 紀子 Yamaguchi Noriko |
西洋と日本における都市空間と建築空間の比較と、自己の創作活動における空間の重要性を考察する | ドイツ |
12 | 吉本 直子 Yoshimoto Naoko |
通過儀礼に用いられる白い衣についての日英調査と、白い衣のもつ象徴的意味の考察及び論文執筆、さらにそれに基づく美術作品の制作 | イギリス |

平成18年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 有吉 睦子 Ariyoshi Mutsuko |
コンテンポラリーダンスにおける身体表現能力の研鑽と、作品創作プロセスの体験型研修 | ベルギー |
2 | 梅原 麻紀 Umehara Maki |
ドイツ現代美術のあり方を日本と比較し、現代の人間存在を立体空間と記憶の関係において表現する。そして、異なった種類の展示会場で、コンテクストを変えて見えてくるインスタレーション作品の新しいあり方を提示したい | ドイツ |
3 | 河合 政之 Kawai Masayuki |
メディア情報社会における人間存在と世界との関係性の問題、都市および生活環境の問題、そして歴史・物語の問題について考察、表現するビデオアート作品の制作および発表 | アメリカ |
4 | 久保田 弘成 Kubota Hironari |
Dead Chickensの空圧機具による高度な彫刻作動技術についての考察とその応用による自己作品の展開 | ドイツ |
5 | 呉 鴻逸 Hong-Yea Wu |
サステナブル建築のプロトタイプ設計を通じて、今日の価値多様社会に適合した情報変数化に基づいた設計方法論の構築を行い、そこから派生する建築表現の可能性と都市的意義を検証する | オランダ |
6 | 齋藤 麗 Saito Rei |
インスタレーションの形態と可能性についての調査、研究および制作 | フランス |
7 | 鈴村 敦夫 Suzumura Atsuo |
モザイクの歴史・地域的背景を学び、モザイクを深く研究・調査し、保存・修復技法を学ぶ中で、古典壁画技法の習得及び新しいモザイクの表現の可能性を探る | イタリア |
8 | 須長 檀 Sunaga Dan |
Re-think:ナショナルロマンティズムを背景としたSwedenクラフト、デザイン、アートの総合表現 | スウェーデン |
9 | 徳田 純一 Tokuda Junichi |
北欧住宅においてアートオブジェクトがどのように空間を豊かにしているかリサーチし、家具量産技術を用いた住宅空間向け現代マルチプルアートの制作を行う | スウェーデン |
10 | 新堀 健 Niibori Ken |
科学と芸術の研究および作品制作/発表 | ドイツ |
11 | 野口 里佳 Noguchi Rika |
ドイツでネガカラープリントの技術を習得する。そして都市に住む動物と、自然の中の動物の姿の比較を通した新たな写真作品を制作する | ドイツ 東アフリカ |
12 | 野田 結子 Noda Yuko |
美術表現における視覚言語のコミュニケーション理論をパフォーマティブ概念から考察、探求しそれに基づく制作および作品発表 | イギリス |
13 | 福田 恵 Fukuda Megumi |
レベッカ・ホルン氏のもとで、インスタレーションの手法と制作プロセスを学ぶ。野外や歴史的建造物での展覧会に伴い、より普遍的に、人間本来の心の拠るべき所について模索する | ドイツ |
14 | 牧野 豊 Makino Yutaka |
メディアアートにおけるサウンド/空間の関係性について知覚の側面から考察する。その実践としての3次元立体音響の研究およびそれを用いた作品制作 | アメリカ フランス |
15 | 宮本 千春 Miyamoto Chiharu |
現代美術発祥の地ドイツにおいて現在の美術の状況を調査し、自己の追及・確認を行う。作品コンセプトである二次元と三次元を共存させる視覚操作的表現を現実化する | ドイツ |
16 | 森田 一弥 Morita Kazuya |
既存建造物を利用した都市・建築の計画手法に関する調査・研究・製作 | スペイン |

平成17年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 青木 克世
Aoki Katsuyo
|
様々な文化が混在するNYにて、装飾とそれが持つ精神性の関係について歴史と文化から考察。また陶芸施設の滞在制作により、アメリカ陶芸を日本陶芸との差異から研究し、陶磁を使用した自身の仕事を世界に照らして考える。またNYで予定している3箇所の個展を通して様々な意見を得、新しい展開へつなげたい | アメリカ |
2 | 秋元 珠江 Akimoto Tamae |
変化の激しい中国で造形の価値基準と私自身の造形的ルーツを探り、制作に反映させる | 中国 |
3 | 岡田 尚三 Okada Shozo |
イタリアの現代家具工芸を素材、デザイン、色彩及び住空間から探求する | イタリア |
4 | 楠原 生雄 Kusuhara Ikuo |
メキシコの伝統的かつエコロジカルな郊外型住居建築である“アシエンダ”について、気候風土への土着的な適応方法を調査し、環境共生のあり方を模索するとともにメキシコ・コロニアル建築の本質について考察する | メキシコ |
5 | 田中 功起 Tanaka Koki |
作品制作におけるコラボレーション(共同作業、共同制作)の可能性について考察し、実践する | フランス |
6 | 土屋 紳一 Tuchiya Shinici |
デジタル化が進んだ写真に対し、新たな表現の研究としてGPSを用い、ドイツにて都市構造、地形、文化を調査し、制作・発表を行う | ドイツ |
7 | 西 光一 Nishi Koichi |
インタラクティブ映像におけるサウンドとコンピュータグラフィックスの表現研究、及びその調査-物理現象のアルゴリズムを用いたオーディオ&ビジュアルシンセシスの領域を中心に | アメリカ オランダ |
8 | 長谷川 友紀 Hasegawa Yuki |
石版画による表現技術の可能性追求、そしてワークショップへの展開 | オランダ |
9 | 林 憲昭 Hayashi Noriaki |
古典的なプリント技術であるシアノタイプ(青写真)の技術的表現の可能性と、自己の作品テーマの研究。及び、2004年度、複雑な民族的・政治的背景を持つスペイン・バスク地方で開催された現代美術ビエンナーレManifesta5の開催意図とその成果の調査、そこから垣間見える欧州現代美術事業の研究 | スペイン |
10 | 針生 康 Hariu Shizuka |
コレオグラフィによる身体と空間、コンテンポラリーダンススペースのデザインと研究-ベルギーコンテンポラリーダンスを主にしたヨーロッパの現代舞踊とその空間のデザイン | イギリス ベルギー |
11 | 東出 美保 Higashide Miho |
日本の伝統美学や宗教感を探索しガラスという素材に反映させ、ビジュアルヒーリングを主題に光や反射・歪みに焦点をおいたキルンガラスの造形手法を模索・発展させ海外にて制作発表。欧州工芸の推進・展開の仕方を学び今後の日本ガラス工芸の国際推進を考察する | イギリス |
12 | 樋口 真美 Higuchi Mami |
「空間」をテーマに、コンセプトの追究とそれに基づいた制作プロセス、研究プロジェクトの考察。同時にポルトガル独自の美術文化の研究と、それらを反映させた作品制作とその発表 | ポルトガル |
13 | 福田 龍郎 Fukuda Ryuro |
新たな思想と価値を模索する現在のポーランドとドイツで、アイロニーによる価値認識の変換を考察し、実験制作、発表を行う | ポーランド ドイツ |

平成16年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 荒木 珠奈 Araki Tamana |
・メキシコ独自の自然素材技法の研究 ・銅版画とインスタレーション作品の制作、発表 |
メキシコ |
2 | 有山 宙 Ariyama Hiroi |
situationistの現代的再構築とそのデザインへの応用:都市を「状況」として捉え、リサーチ、及びデータ解析することで現代のリアルタイム「状況」地図を作ることを試みる。また、その「状況」地図を条件とした建築デザインを提案する | イギリス |
3 | 飯田 祐子 Iida Yuko |
中国・韓国・日本を中心とした現代アジアの社会と人間個人における伝統文化の関わり方を検証し、東洋のアイデンティティを強く訴えることのできる作品の表現を探求、制作、発表 | 韓国 中国 |
4 | 石塚 マコ Ishizuka Mako |
スウェーデンの文化における「家」「家族」を「ドメスティック」をキーワードに研究。日常という自明のものを対象化させるインスタレーション作品の制作・発表。体験を重視した作品による観客との新たな関係性の提示 | スウェーデン |
5 | 岩熊 力也 Iwakuma Rikiya |
欧米中心美術観からの脱却と、ラテンアメリカ文化圏における歴史認識と芸術の関係の考察、及びそれに基づく制作と発表 | メキシコ |
6 | 蛯名 優子 Ebina Yuko |
ヨーロッパにおけるアーティストブックの現況と手製本技術の研究、およびその素材としての手漉き紙技法の調査を行う。また、現地での制作・発表を通してアーティストブックによる芸術表現の可能性を追求する | オランダ |
7 | 遠藤 拓己 Endo Takumi |
地球上の多様な言語を媒介として構築される音声ドメインによるデータ検索プログラムの開発と、メディアアートのテクノロジーを駆使して組み上げられるカルチャラル・データベースの実現化を目指したプロジェクトについての研修を行う | フランス |
8 | 近藤 哲也 Kondo Tetsuya |
米国における、メディア芸術におけるソフトウェアとハードウェアの調査と研究、および作品の制作発表と現地の芸術家たちとのコラボレーション活動を行なう | アメリカ |
9 | 下大迫 謙之 Shimoosako Kaneyuki |
先進性と伝統の融合をテーマにドイツと日本を比較し、我々が向かおうとしているその未来像を現代美術の視点から探る | ドイツ |
10 | 田島 史朗 Tajima Shiro |
ロウ型鋳造(ロストワックス)による彫刻制作の研究 | イタリア |
11 | 流 麻二果 Nagare Manika |
NYとトルコでの滞在制作とワークショップを通して、美術作品の支持体としての布地と日常生活における布地、ファインアートとファッション、その影響と関係性の研究 | アメリカ トルコ |
12 | 前田 真帆 Maeda Maho |
1.西洋における音の探求と記録 2.絵画の中での三次元的思考の展開と表現の追及 3.音の発生する空間(劇場)での作品発表(個展) |
ドイツ |
13 | 松村 誠一郎 Matsumura Seiichio |
音と身体感覚の要素を取り入れたインタラクティブアート作品の制作と研究 -音響制御とインターフェイスデザインを中心として- | オランダ |
14 | 和田 章江 Wada Fumie |
文化の結節点として発展し続けるベルリンで、作品コンセプトである「存在のよるべき場所」について研究する。ドイツ芸術における人間の存在の捉え方や、虚構性を含んだ現実世界との関係性を考察し、独自の表現を拓く | ドイツ |

平成15年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 足立 涼子 Adachi Ryoko |
アーティストブックの製作実習を通した西洋の書物と出版に関する調査・研究 | ドイツ |
2 | 岩男 和子 Iwao Kazuko |
写真空間の創造を通しての国際交流と感光乳剤を使った写真表現の技術指導、及びイギリスの美術教育現場における写真表現の役割と可能性について探り、リサーチをする。 | イギリス |
3 | 太田 真理子 Ota Mariko |
版を使用した現代美術の表現探求およびカナダにおける美術状況の検証と美術表現を通した国際交流。 | カナダ |
4 | 大塚 聡 Otsuka Satoshi |
社会、環境と美術の関係、及び個の表現と社会との関係に基づくアートの可能性について、独国にて考察し、現地での作品制作発表を通して、環境と自己との反映作用から社会へと拡張する作品の探求と実践を行う。 | ドイツ |
5 | 大塚 泰子 Otsuka Yasuko |
ヨーロッパにおけるアートの現況を体感し、作品上多くの共通性が見出せる作家アラン・ジョンストンの思想の源泉を考察、さらにそれを自己に照射させ、新たな作品の可能性を追求する。 | イギリス |
6 | 笹井 史恵 Sasai Fumie |
漆をキーワードに自身とアジアの源流を探り、それを作品に反映させる為の考察、及び作品制作、発表 | 主にタイ |
7 | 高橋 幸世 Takahashi Sachiyo |
アートにおけるコラボレーションの可能性を特に聴衆参加とニューメディアの見地から考察し、海外のアーティスト、科学者、技術者との共同作業により、新しいアートの方向性を提示する作品を製作・発表する。 | カナダ チェコ |
8 | 瀧 健太郎 Taki Kentaro |
イメージとサウンド、テクノロジーと観客、空間などを意識した新たな表現の可能性の探求。またそうしたメディア芸術を取り巻く現地周辺、ヨーロッパのアートの環境のリサーチとレポート。 | ドイツ |
9 | 土岐 謙次 Toki Kenji |
(1)漆造形の立方体的核となる胎における現代的産業素材による造形手法の探求とその製作段階におけるコンピューターシュミレーション導入の可能性の研究 (2)現代的漆造形作品の西欧及び国内漆産地における発表活動による、漆素材を用いた表現の可能性の探求と敷衍 |
イギリス |
10 | 野口 香子 Noguchi Koko |
メルロ・ポンティ生誕の地フランスにおいて、国際芸術都市、およびマルク・クチュリエ氏、田原桂一氏のもとでの研修。Galerie etats d'artでの展覧会 | フランス |
11 | 野口 靖 Noguchi Yasushi |
1.コンピュータと鑑賞者を繋ぐ新しいインターフェイス(接点となる機器またはプログラム)の開発研究 2.アメリカ合衆国内の研究機関におけるコンピュータ教育の調査・分析 |
アメリカ |
12 | 濱野 貴子 Hamano Takako |
アニメーション映画作品の芸術内容、技術の飛躍的向上をはかる。オランダの漁村アーネマウデンの人々の生活の中に“神話的なもの”を見つけだしフィルムの直接の題材とする。 | オランダ |
13 | 藤村 憲之 Fujimura Noriyuki |
公共空間におけるインタラクティブ・アートの実践を通じた研究。ペンシルバニア州ピッツバーグ市を中心とし、地域のパブリックアートの団体などと共同したプロジェクトを行う。 | アメリカ |
14 | 宮元 三恵 Miyamoto Mie |
”Bliss(よろこび)”ヨーロッパ内数ヶ所で計100人の子供とのコラージュ・空間の共同制作の企画実施、またその結果を下敷きにした具体的な「場」の制作を通し、「子供の場」と「大人の場(社会)」との接点のあり方を探る。 | ドイツ (イギリス、オランダ) |
15 | 山成 美穂 Yamanari Miho |
ドイツにおける青少年の芸術教育の役割、可能性、実情について、現行の青少年芸術学校での実践調査、その仕事に従事する指導者の立場をもつアーティストとの対話、大学での理論研究から自分の芸術教育への展望を発展させる事 | ドイツ |
16 | 奇神 くり Yorigami Kuri |
オランダにおけるファインアートとデザイン/工芸の関係性、またその可能性について研究。それらの研究により、オリジナリティーある表現立場・形態を確立する。 | オランダ |

平成14年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 赤坂 知也 Akasaka Tomoya |
バーゼルプロジェクト-多重輪郭的状況下における都市の解読・記述 | ドイツ |
2 | 石井 瑞穂 Ishii Mizuho |
アジア地域において、自己アイデンティティーの追求をもとに環境の境界探求。(自然と人間の関わりを地域の素材で表現、研究する) | 主にマレーシア |
3 | 稲村 真理英 Inamura Marie |
<光>を人はどのように捉えアプローチしてきたのか、美術作品、建築空間におけるその在り方を研究し、光の多様性の認識を深め、幅広い観点から独自の表現を拓くことへつなぐ | フランス |
4 | 猪鼻 秀一 Inohana Shuichi |
シネマトグラフの源流である欧州の舞台芸術史、映像表現、照明技術、舞台美術、新たなダンサー導入等を学び、映像、現代美術、舞台芸術表現に応用する。 | イタリア |
5 | 大島 祐司 Oshima Yuji |
メディアアクティヴィズムの理解と実践 | オーストリア フランス |
6 | 小野 博 Ono Hiroshi |
現代社会に真摯に対応しているオランダ社会とオランダ美術・映像表現の関係性についての研究、オランダにおけるメディアアートの中枢的機関モンテビデオにおける研修および制作 | オランダ |
7 | 木村 太陽 Kimura Taiyo |
認識、思考体系としての言語と群集心理、そしてその関係性の研究 | ドイツ オーストリア アメリカ |
8 | 桑山 彰彦 Kuwayama Akihiko |
アイルランドを中心にケルト文化、その美術・装飾に見られる自然観の研究、及び日本古来の自然観と比較、対照し、その共通項を美術作品化する | アイルランド |
9 | サキ サトム Saki Satomu |
1.研修指導者のもと、イギリスにおける社会思想を日本またはアジアの物と比較研究し、それと共に現代美術との深い関係を考察、自己の作品にさせ最終的にはロンドンで作品を発表する。 2.イギリス各地で頻繁に行なわれている同年代アーティスト達による自己組織運営のグループ展を調査し現地の同年代アーティスト達との対話に基づき彼等と自主企画展を実践する |
イギリス |
10 | 武居 京子 Takei Kyoko |
・写真/‘時間と意識の流れ’を表現した写真表現(自己のフォト プロジェクト) ・ニューヨークの大学において、その写真教育と学生作品を探求 |
アメリカ |
11 | 田中 香菜 Tanaka Kana |
景観設計学を基盤とするインスタレーション・アーティストや、金属を主に扱う環境デザイン作家たちとの共同制作を通して、現代及び未来建築の内外に共鳴する光とガラスの芸術を探求、制作し、現地発表する | アメリカ |
12 | 原 高史 Hara Takafumi |
ドイツでのプロジェクト、展覧会を中心に現地に滞在し、コミュニケーションを重点に置き「場」から発生するArtの必要性と役割を見い出し、日本とドイツのArtの必要性を同時に比較検証する | ドイツ |
13 | 増山 士郎 Masuyama Shiro |
アートアクティビスト及び、社会との関係がテーマのアーティストのリサーチ。成果をもとに、人のリアクションを誘発する、従来にないコミュニケーションアート作品を製作発表。アーティスト同士のネットワークを形成できるようなコミュニティースペースを、東京に実現するための方法論の習得と、ワールドワイドなネットワーク基盤の構築 | アメリカ |
14 | 松岡 聡 Matsuoka Satoshi |
Kinetic Design Systemをもとにした都市の表現:刻々と変化する都市の現象をリサーチし、動的なダイアグラムでの表現をもとに、デザインとダイレクトにむすびついたフィードバック可能な都市における人間の活動を表現するシステムをつくる | オランダ |
15 | ミツイ タカシ Mitsui Takashi |
パブリック・アートの屋外展に参加してその社会的意義・必要性を考察することと、ドイツ人の作家との二人展を通して双方の創作の国際性・独自性・世界観などを再発見・再確認すること | ドイツ |
16 | 山出 淳也 Yamaide Junya |
移民としての風景、曖昧な境界についての調査、探求 | フランス |
17 | 吉川 秀 Yoshikawa Hide |
文化的、政治的にグローバリズムと地域の独自性の両面性を併せ持つフランスで、 現代社会の中でのアートとアーティストの意義と可能性を体感すると共に、確固とした歴史観に基づく 彼らの根底にある現代美術の論理を理解したい | フランス |

平成13年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
---|---|---|---|
1 | 市毛 康英 Ichige Yasue |
「進歩の神話」が崩れ去ったポストモダン社会における人間の発展に対する欲求の行方、機械文明との関わり方を英国にて考察し、それをもとに表現形式構造と主題の相互作用を重視した作品の制作、発表。 | イギリス |
2 | 小谷 元彦 Odani Motohiko |
鎌倉彫刻とバロック彫刻との比較研究及び技術の習得。それらを融合させた従来にない彫刻を制作、発表。またバロック建築空間と彫刻の関係の研究 | オランダ トルコ イタリア |
3 | 開発 好明 Kaihatsu Yoshiaki |
アメリカの同世代の作品傾向と私の作品との共通点、相違点の概念的な部分での研修と、アーティスト達によるギャラリー運営のアプローチや方法論の研修 | アメリカ |
4 | 北原 愛 Kitahara Ai |
グリム童話の生まれた国で、童話における社会観・道徳観について考察し(女性の立場など)その研究をふまえた作品を制作する。又、都市分散型の国ドイツにおける現代美術界のしくみを視察(フランスとの比較) | ドイツ フランス |
5 | 金 恵貞 Hyejeong Kim |
1.英国における陶磁器製作技術の研修(Sronewareの製作技法を中心に) 2.Identity and Modernity in non-European Art(Chelsea College of Art and Designの共同研究プロジェクト) |
イギリス |
6 | 久保田 香 Kubota Ko |
ドイツ現代美術の研究、ひいては日本とドイツにおける美術、文化の比較研究、また、その比較の構図をこえた表現形態の探求、実践 | ドイツ |
7 | 佐久間 華 Sakuma Hana |
現代美術家アンソニー・キー氏の指導による新技術と理論(Multi-cultural Theory,Critical & Cultural Theory)の習得 | イギリス |
8 | 澤 拓 Sawa Hiraki |
現在のイギリスにおける芸術文化の社会への拡がりの形態と作品発表の場の考察 | イギリス |
9 | 芝山 昌也 Shibayama Masaya |
アメリカと日本におけるオリエンタリズムに対する認識とその差異について研究し、現代彫刻のフォルムとコンセプションに関する民俗的独自性を考察する。そして、国際的な彫刻表現の新しい可能性を探求する。 | アメリカ |
10 | 杉原 有紀 Sugihara Yuki |
水ディスプレイを用いたドーム空間の生成に関する研究 | フランス |
11 | 関口 涼子 Sekiguchi Ryoko |
他者と出会うことは可能か-様々な表現方法、媒体(インターネット、書籍出版、翻訳)を通じて様々なアーティストと同時期にコラボレーションを行う試み | フランス |
12 | 徳永 陶子 Tokunaga Toko |
色彩の記憶-(中世民話、説話、伝承における色彩)中世以降の南仏に伝わる民話、説話から、当時の人々の色彩に対する意識を探り、現代と比較することで色彩に対する新たな意味づけを試みる。また、この研究を基にした連作の制作と展示を行う | フランス |
13 | 平木 繁 Hiraki Shigeru |
イギリスのパブリックスペースにおける建築デザイン理論と手法を実践を通して学び、日本の都市環境における建築デザインの新しい方向性を考察、探求する | イギリス |
14 | 安田 佐智種 Yasuda Sachigusa |
足元についての考察(サウンド・ウォールの制作/足裏からの写真制作) | アメリカ フランス |
15 | 山下 英子 Yamashita Eiko |
英国及び欧州における版画工房の状況と、新素材の研究-アーティストとの関り、コンピューター導入状況とその活用法- | イギリス |
16 | 湯川 雅紀 Yukawa Masaki |
日本人として、日本の文化、伝統を背景(表現のルーツ)として持つみずからの創作活動が、今日の国際的な美術状況の中で普遍性をもつ可能性を探る | ドイツ |
17 | 渡部 睦子 Watanabe Chikako |
現在注目されているオランダでの建築・デザイン・アートと幼児教育を含むさまざまなソーシャルシステムとの結びつき及び衣食住に纏わる歴史的な背景における思想・視覚的リサーチと研究発表 | オランダ |

平成12年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
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1 | 天江 竜太 Amae Ryuta |
大理石彫刻の研究・習得 | インド |
2 | 伊藤 節 Itou Setsu |
「イタリアの伝統工芸に学ぶ素材特性と形に関する研究」イタリアで歴史的に検証されてきた素材と伝統工法のあり方及び現代工芸・デザインヘの展開の仕方を学び、日本における伝統工芸と現代工芸・デザインの将来的あり方を考察する | イタリア |
3 | 大平 幸代 Ohira Sachiyo |
自己創出と表現―イギリスにおける社会システムと芸術 | イギリス |
4 | 北畠 真奈 Kitabatake Mana |
アート・デザインにおける教育プログラムの研究 | イギリス |
5 | 桐谷 さえり Kiritani Saeri |
芸術家デニス・オッペンハイム氏の指導によりインスタレーション技術を学ぶ。又コンテンポラリー・アート・アーバンギャルドの追求。自己の可能性を探求し表現へと導く | アメリカ |
6 | 工藤 菜朋子 Kudo Nahoko |
写真空間における”無限”という概念の可能性 | イギリス |
7 | 後藤 江里 Goto Eri |
「林檎」の歴史、意味、人々の接し方をより日常に食されているフランスにおいて研究する。ヨーロッパにおける芸術に対するコンセプトの在り方を探り、自己表現の新しい可能性を探る | フランス |
8 | 武松 直生子 Takematsu Naoko |
特別なケアを必要とする人達のための芸術活動について | イギリス |
9 | 武 智子 Take Tomoko |
セクシャリティから派生したシンボリズム、その文化的相違について考察したオランダでのメディア・アート・プロジェクトの制作 | オランダ |
10 | 竹村 京 Takemura Kei |
異文化における自分の肉体の観察を通して、日本と共通の問題(経済活動における美術概念の位置づけ、役割など)を自身に提起する | ドイツ |
11 | 谷口 真紀 Taniguti Maki |
新しい表現方法の模索:音を彫刻作品にもちこみ、従来なかったようなInteractive Artの作品をつくること。各国のArtistsとの交流 | アメリカ |
12 | 土屋 信子 Tsuchiya Nobuko |
フィレンツェにおけるフレスコ画ストラッポ技法の習得と自己作品への取り入れ。継続して行って来た制作発表/自己作品における英国哲学の研究、他による制作プロセスの開拓と構築 | イタリア他 |
13 | 鯨津 朝子 Tokitsu Asako |
フランス現代美術についての研究 -表現方法の歴史を遡り、現在フランスで活動している作家の動向、美術の発表形態及びシステムについての研鑚を極める | フランス |
14 | 富田 俊明 Tomita Toshiaki |
日系コミュニティ及び日系人アーティストに取材し、彼らが自己と他者をどのように捉え、どのような表現を生み出しているのかを知りながら、コミュニケーションとアイデンティティについて考える。また、取材した素材をもとに制作・発表する。 | アメリカ |
15 | 野口 徳雄 Noguchi Tokuo |
手漉き紙の研修とアーティスト・レジデンスを通して芸術の社会的役割を多角的に認識し、現代に新しい美意識を模索すると共に芸術家、教育者としての資質を高める | アメリカ |
16 | 羽川 幸一 Hagawa Koichi |
イスラエルにおける壁画制作とチェコ共和国におけるFilm編集と映画祭出品 | イスラエル他 |
17 | 福原 栄子 Fukuhara Eiko |
大理石・雪花石膏石(アラバスター石)・木の加工技術の習得。それらと漆を組合せた作品制作。ヨーロッパ内美術館の日本の輸出漆器コレクションの古美術研修 | イタリア |

平成11年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
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1 | 安部 典子 Ambe Noriko |
(1)版画において、スタジオカムニッツア-での写真製版技術取得 (2)コンセプトの基盤を固め、自己開放し、表現と技術の一致を探る |
イタリア アメリカ |
2 | 川井 由夏 Kawai Yuka |
自己の既成の思考・手法を異文化の中で見直しイギリスにおける理論的アプローチを実践する為に制作を試みテキスタイルを主として媒体とする表現の可能性を探求する | イギリス |
3 | 久野 靖広 Kuno Yasuhiro |
周辺環境の分析と連携した建築デザイン・表現 | スイス |
4 | 小金沢 健人 Koganezawa Takehito |
人間の生活における「時間」の概念を拡張・規定するものとしての映像の研究、及び現地での作品制作発表 | ドイツ |
5 | 佐佐木 實 Sasaki Minoru |
書芸術における言葉(テキスト)の位置についての研究、また、それに基づく制作 | フランス |
6 | 島袋 道浩 Shimabuku Michihiro |
海辺の町、海上での視覚芸術と文化の調査。そしてそこでの新しい可能性を探り、作品制作及び発表をする | ブラジル |
7 | 曽根 裕 Sone Yutaka |
石(特に大理石)の彫刻技術を学ぶこと。パブリック・アートにおける大規模な石彫の構造・設置の実際を学ぶこと | アメリカ |
8 | 高浜 利也 Takahama Toshiya |
各種タイ美術の研修・研究及びタイの環境下における作品制作-ドロ-イング・版画からマルティプル・彫刻、そしてインスタレーションへの展開- | タイ |
9 | 辻 伸也 Tsuji Shinya |
コンピューターグラフィックス・アニメーションの視覚伝達効果の分析及びその応用 | ドイツ |
10 | 歳森 勲 Toshimori Isao |
現代美術作品、制作、展示(アジア性の追求、それとテクノロジーとの融合) | 台湾 |
11 | 額田 宣彦 Nukata Nobuhiko |
個と社会の関係から派生する美術、その社会的関係と役割、並びに絵画における今後の可能性 | イギリス |
12 | 三瓶 拓郎 Mikame Takuro |
現代彫刻家ジョン・アイザック氏の指導による新技術習得、他メディアとの複合を目的とした作品制作 | イギリス |
13 | 村瀬 恭子 Murase Kyoko |
西洋では認識されにくい「間」、日本人でもあるわたしの「空間感」を、海外において考察し、その精神性をさらに深め、意識をリアルにしていきたい | ドイツ ベルギー |
14 | ヤノベ ケンジ Yanobe Kenji |
ヨーロッパの現代美術状況の視察、及び海外での自作品発表による観衆の反応を考察する | ドイツ |
15 | 山本 奈美 Yamamoto Nami |
アーティストレジデンシーに参加し、豊富な著名招待作家達、または他のレジデント達とのディスカッションの中で、自分の作品、コンセプトを分析し、発展させ、強固にする。 | アメリカ |

平成10年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
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1 | 青島 一成 Aoshima Kazushige |
1998年にフランスで開催される『パリ写真月間』を通して、「写真の展示と画像保護」「写真(感光乳剤)の保存と耐久性について」の研究。そして、年間を通しての作品制作発表。 | フランス |
2 | 阿部 浩二 Abe Koji |
存在と機能の社会学的探求 (美術の社会的役割と機能の研究) | フランス |
3 | 岩井 成昭 Iwai Shigeaki |
多文化状況をテーマにした作品プロジェクト”DIALOGUE”のヨーロッパにおける取材、発表。 | オランダ |
4 | 絹谷 幸太 Kinutani Kota |
美の新領域の探求及び現代彫刻における現代性への模索 | ドイツ |
5 | 白井 美穂 Shirai Miho |
絵画制作(映画・広告・写真等の中からイメージを援用しつつ、私自身の経験や、人々の心理を反映するものとして変形・再構築する絵画) | アメリカ |
6 | 近森 基 Chikamori Motoshi |
未来デザインとしてのメディア・アート研究 | ドイツ |
7 | 中野 良寿 Nakano Yoshihisa |
アートにおける癒しとコミュニケーション「精神薄弱児のための養護施設を訪ね芸術がいかにして傷ついた心を癒す可能性をもつのかを研究する」 | イギリス |
8 | 中野西 敏弘 Nakanosai Toshihiro |
作品の滞在製作及びベルリンを中心とした北ヨーロッパにおける非営利の芸術組織とその運営方法の研究 | ドイツ |
9 | 中山 ダイスケ Nakayama Daisuke |
International Studio Programとアメリカでの制作 | アメリカ |
10 | 鳴海 暢平 Narumi Nobuhira |
「犬(コンパニオンアニマル)から見たもう一つのアメリカ」さまざまな意味をもち社会に点在する犬、彼らのポジションから社会のリアリティを考察する | アメリカ |
11 | 西川 肇一 Nishikawa Choichi |
アメリカ現代美術における「版を使った表現」の状況リサーチ及び自己の版表現の可能性追求 | アメリカ |
12 | 菱山 裕子 Hishiyama Yuko |
イスラエルの現代美術の状況を検証。アーティストとそれを取り巻く要素との関係を調査し、日本や欧米のものと比較検討する | イスラエル |
13 | 松藤 孝一 Matsufuji Koichi |
技法Lost-waxの習得、現代ガラスの創作活動及び研究をし、アメリカのマーケットへの活動 | アメリカ |
14 | 丸山 直文 Maruyama Naofumi |
20世紀ドイツ美術に於ける社会と美術の関係、並びに形式と内容 | ドイツ |
15 | やなぎ みわ Yanagi Miwa |
複数の都市の商業施設や交通機関を撮影し、それらを再構成しながら、独自の空間を創造して作品化する。 各都市に作用する商空間のあり方を考察する | アメリカ |

平成9年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
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1 | 浅井 淑子 Asai Yoshiko |
アメリカの現代美術を学ぶ~パート・ド・ヴェール によるモザイク表現の可能性を追求し、幅広く、大胆に、ストレートに考えを主張する物作りを志す。 | アメリカ |
2 | 板垣 由雄 Itagaki Yoshio |
コンピューターを使用した写真作品をFineArtとして発表していくための作品理論とそれに準ずる制作方法を学ぶ | アメリカ |
3 | 尾崎 旬 Ozaki Jun |
人間の運動、習慣的行為における芸術の関与の可能性 | アメリカ |
4 | 笠原 恵実子 Kasahara Emiko |
アート、フェミニズム、哲学などを中心に勉強し、アートを通して活発な討論を行う機会を持つ。また特にスタジオでの写真撮影の技術を習得し、写真作品の制作を行う。 | アメリカ |
5 | 坂木 優子 Sakaki Yuko |
国立ブレラ美術学校の聴講生として技法、芸術論等の講義を受けながら実技的なことをデエゴ・エスポージト教授のもとで学び技術を習得する。イタリアバロックの絵画空間や光・暗の研究、その手法について学ぶ | イタリア |
6 | 佐藤 尉隆 Sato Yasutaka |
感覚・知覚・コミュニケーションを基軸に、人間精神を開放に導くための表現手段の模索を試みる | アメリカ イギリス他 |
7 | 新恵 美佐子 Sine Misako |
インドで起こった仏教の美術が北部でチベット仏教の絵画と、中央アジア西域美術とにわかれたその違いを学び、それぞれの場所に身を置くことで、より深い理解を得、今後の制作に生かしたい。 | インド |
8 | 菅原 嵯矢子 Sugawara Sayako |
タブローにおいての独自の空間を追求する為の新たな素材・技法の研究 | イギリス |
9 | 杉山 健司 Sugiyama Kenji |
「者を見る」こと及び「視点」についての考察。海外で外側から日本を見るということを含め、自分の続けてきた仕事をもう一度見つめ直す | カナダ |
10 | 高崎 賀朗 Takasaki Yoshiro |
アメリカ現代版画の考察及び美術表現の新たな可能性の探求 | アメリカ |
11 | 知念 良智 Chinen Yoshitomo |
西洋の建築様式と美術の流れについて研究 | ドイツ イタリア |
12 | 長野 由美子 Nagano Yumiko |
人・自然・美術の肯定的な道を明らかにし、その方向性の再生、創造 | チェコ |
13 | 廣瀬 智央 Hirose Satoshi |
都市とアート。生きた都市を解読し異文化としてのイタリアと自己の間を考察。都市とアートの可能性を探る | イタリア |
14 | 藤井 浩一郎 Fujii Koichiro |
アメリカの芸術文化を実感する。世界と日本の芸術文化について思考する。日本人芸術家としての創作の可能性を追及する。 | アメリカ |

平成8年度
対象者名 | 研修テーマ | 研修先 | |
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1 | 井関 洋 Iseki Yo |
タイ国の伝統芸術の研究とタイ国の現代美術の動向を探る | タイ |
2 | 遠藤 良太郎 Endo Ryotaro |
イギリスの現代絵画作家との交流及びロンドンのオープン スタジオについて | イギリス |
3 | 奥村 幸弘 Okumura Yukihiro |
自分の中にある東洋的な精神の再認識と、それを生かす事の出来る平面絵画(タブロー)の新しい表現の模索 | イタリア |
4 | 河合 勇作 Kawai Yusaku |
米国における美術をとりまく環境、状況の考察及び資料収集 | アメリカ |
5 | 菅原 智子 Sugahara Tomoko |
銅版画、フレスコ画、大理石モザイク等の技術修得と一貫して継続してきた自己の制作と発表 | イタリア |
6 | 冨長 敦也 Tominaga Atsuya |
イタリアにおいての石彫、鋳造による現代人間像の探求 | イタリア |
7 | 中村 政人 Nakamura Masato |
都市の創造力との対峙 | 香港 |
8 | 中館 夏海 Nakadate Natsumi |
塑像制作プログラムを中心とした総合的な技術・知識の修得 | イタリア |
9 | 藤原(松下) 優子 Fujiwara Yuko |
平面絵画の可能性の追求 | アメリカ |
10 | 松本 昌樹 Matsumoto Masaki |
アメリカ ウッドファイアリング(穴窯・登り窯)比較研究 | アメリカ |
11 | 南 聡 Minami Satoru |
作品における素材の意味とその表現に必要な素材を自然界から造る | アメリカ |
